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何十年も通ってはじめてのバフェじゃない朝

土曜日の朝を西新宿のヒルトンホテルでと思って来てみる。

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とびきり好きな朝食バフェがあった店。
好きだったなぁ。朝昼夜と違った趣向のバフェが用意されてて二人でよくきた。特に朝食は、どうだろう…、100回以上一緒にきたはず。

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さすがに今はバフェじゃなくメニューを選んでテーブルサービス。
実はずっと座ってみたいテーブルがあった。螺旋階段や炎のオブジェ。吹き抜けの高い天井の真下にあって、この店が一番この店らしく見える、けれどバフェから一番遠いテーブルを今日はもらってのんびりと朝。
まず手搾りのオレンジジュースにコーヒー、果物の盛り合わせにプレインヨーグルトがやってくる。オレンジジュースは太陽の味。体のすみずみに朝がしみ込む感じがステキ。
今朝の果物はイチゴにオレンジ、グレープフルーツ、パイナップル。甘くて酸っぱくみずみずしくて気持ち潤いお腹が目覚める、おゴチソウ。

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シリアルにミルクを注いでイチゴをひと切れ。
イチゴをちょっと潰していちごみるくの味にして、しんなりさせたコーンフレークスを食べてお腹の準備をします。

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メインはオーバーミディアムの目玉焼き。
クリスピーに仕上げたベーコンを添えてもらってひと揃え。
白身はサクサクに揚がったように仕上がって、黄身は芯がまだ半熟。見事なオーバーミディアム状態。

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なにより感心したのが塩加減の見事なことで、白身が焼ける前にしっかり施してるから何もつけずともそのままおいしい。卵の甘みや甘みがきちんと引き出され、カリカリに焦げたベーコンをお供に食べると、この上もなきおゴチソウ。

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オールウィートブレッドをよく焼きでってお願いをしたトーストに、フライドエッグとベーコンのっけてパタンと畳んでナイフで3つに切り分ける。

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お皿の上で仕上げるサンドイッチを今日も作ってニンマリします。

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流れ出した黄身をソースのようにパンでぬぐって味わう。甘露なり。


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