おむすびと牡蠣和えそばと蝦の粥
おむすび権兵衛で朝にする。
JRの四ツ谷駅の駅ビルの中。このフロアーで一二を争う人気のお店。
もう一軒はパンのポールで、どちらもテイクアウトの売店が充実している。ポールは併設で大きなカフェ。こちらは小さなイートイン。
滞在時間が違うからサイズが違う…、って感じかなぁ。ここのお店は小さいながらも居心地がよく急いでいるときに便利でもある。
おむすび1個。
昔はいつも2個食べてたんだけど、今のお腹には一個でちょうど。お供に鶏の唐揚げと豚汁たのんでひと揃え。
ココの鶏のから揚げはもち粉を使って揚げたたもの。冷めると衣がもっちりとして食べごたえがでる。醤油のタレの香りや味もどっしりしてて分量以上の満足感があるのがうれしい。
ここのおむすびで一番のオキニイリはじゃこ玄米。硬めに炊けた玄米ご飯にじゃこに刻んだわかめに胡麻をたっぷりと混ぜむすんだおむすび。
昔は手にとると崩れてしまうほどにふっくら、まるで空気を握るようにして作っていたのに、ひさしぶりのこれはしっかり握ってくずれぬようになっていた。食べやすいように…、ってことなのかなぁ。ボクは「おむすびは手づかみ派」なので今の状態がオキニイリ。
とは言え口の中では崩れてちらかる。玄米自体のホツホツ感が強調されて奥歯を叩く感じもステキなオゴチソウ。
具材たっぷりのとん汁も好き。豚バラ肉に豆腐にジャガイモ、ニンジン、ごぼうにお揚げにネギ。具だくさんの野菜の煮物のような感じがあったりもして、お腹もあったか。さぁ、仕事。
四ツ谷で軽く打ち合わせ。昼食を嘉賓でとやって来てみた。
広東料理の気軽なお店。仕事仲間との会食や、タナカくんとの食事にとよく来ていたオキニイリの店でランチも気軽な値段でおいしい。
ランチの定番。
オイスターソースの和えそばとお粥のセットを選んでたのむ。
お粥の具材は牛肉、鶏肉、エビとさまざま。
今日はエビというのがご機嫌でニコニコしながら待って到着。
和えそば、お粥、杏仁豆腐でひと揃え。
お前の上はほぼ単色です。茶色と白じゃぁ、体に悪いと分かっていてもおいしいんだからしょうがない。
オイスターソースの和えそばはここの名物。
蒸した極細麺にオイスターソースと刻んだネギに油だけ。具材はほぼなく麺とソースを味わう趣向。これがなんともおいしくてザクザク麺が歯切れる歯ごたえ、口で散らかる感じもゴチソウ。
鶏ガラスープの中でグツグツ煮込まれた粥。
コトコトでなくグツグツ沸騰させながら仕上がった米はこわれてスープと混じり合い、ポタージュスープみたいになっている。お米の粒のひとつひとつに味がしっかり入っておいしい。
最初はスベスベ、味わってるとお米の粒の名残がホツホツコツコツ、舌や口の粘膜をくすぐりながら消えていく。味わい濃厚。なのにさっぱり。しかも熱々、温まる。
具材はエビ。しかもたっぷり。細く刻んだ生姜にネギが風味をそえて胡麻の香りがほのかに漂う。
お粥を食べては麺を味わい、あっという間にお腹が満ちる。スベスベとした寒天風の杏仁豆腐で口をスッキリさせて〆。今日はこれから出張に。今年最後の出張です。
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