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祝日の朝のコメダ珈琲、散歩のご褒美にポタージュを飲む。

新宿御苑をのんびり散歩。
入園者が随分増えた。インバウンドさんたちも多くてマスクをしててもニコニコ顔が見えるよう。
今年の花見はにぎわうんだろうなぁ…、って思う。
今からちょっとウキウキします。
散歩を終えて、コメダ珈琲で朝ごはん。

朝はのんびりできる店。
お店に入ると「お好きな席にお座りください」と言ってくれるやさしい時間。4人席をもらって落ち着く。
コーンスープを選んでモーニングセットとミニサラダ。

コーンスープがミルクシェイクと並んでメニューにのっているのをずっと不思議に思っていたけど、もしかしたら乳製品つながりでこの位置なのかもしれないなぁ…、って今朝は思った。
選べるパンはローブパン。選べるトッピングはたまごペーストといつもと同じ。

ロゴが編み込まれた分厚いタオルのおしぼりで手をあっためてお腹をならす。このおしぼりがある限りカフェじゃなくって喫茶店。ボクは好き。

テキパキ料理がととのって、一度に料理が運ばれてくる。

ここのオリジナルドレッシングがボクは好き。

これを食べるためにコメダに来ているのかもしれないって思うほど。
ほどよい酸味にぽってりとしたなめらかさ。ピーマンの香りがただよい、口の中をさわやかにする。
千切りキャベツにレタスにきゅうり、それからトマト。

ほんのちょっとだけサラダの量が減ったような感じがした。特に千切りキャベツの山の高さが若干低め。ステルス値上げかしらと思うも、盛り付けの誤差って思って気持ちをなだめることにした。
疑心暗鬼になってしまう、そういうムードが今の外食産業にはあるのがいささか勿体ない。

ポテトサラダを半分ときゅうりを残してローブパンを調理する。

ポテトサラダとたまごペーストをまず混ぜる。
ほんのちょっとだけオリジナルドレッシングをくわえてぽってりなめらかにして、ローブパンの切り目に詰める。
バターを塗られてその断面はしっとり濡れてる。
フィリングたっぷり。
ぐいぐい詰めるとローブパンが割れてしまいそうになるのを注意しながら全部詰め、きゅうりをさしてサンドイッチの出来上がり。

口を大きくあけてやっと口に収まるどっしりサイズ。
パンはふっかり、ぼそっと歯切れ口の中でフワッととろける口溶けのよさ。そこにたまごペーストやポテトサラダがもったりからんでとろけてく。おいしいなぁ…、ウットリします。

パンが甘くないのがいいのです。自然な甘みはあるけれど、味そのものはそっけなく焼けた小麦の香りがひきたつ。たっぷり塗ったバターの風味や塩気もおいしい。
サクサクに焼けたトーストとぽってりフィリングのコントラスにあふれる食感もおいしいけれどパンやフィリングが口の中で一体となるこのなめらかも捨てがたい。
たった二枚のきゅうりがカリッとみずみずしくてよきアクセント。
ひと口分のパンをちぎってコーンスープの上に浮かべる。

しばらくぼんやりみていると、スープがぐんぐん染み込んで沈みはじめる。スプーンですくって舌にのせるとぽってりとろけてなんともおいしい。満ちました。


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