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月ノ光の丁寧な担々麺

ひさしぶりに近所の「月ノ光」。

中華食堂と看板に書かれているけどほぼ担々麺の専門店。
辛くない担々麺もあるというのが売りで、いわゆる普通の担々麺は「麻辣坦々麺」と名付けられていて区別されてる。

辛くしなくても十分おいしいということなのでしょう…。
辛さ、痺れの増量を聞いてくれるから、もしかしたら担々麺の辛さ、痺れを増やしてもらうと麻辣担々麺になるのかなぁ…。どうなんだろう。
担々麺と麻辣担々麺の値段の差は100円、カスタマイズは無料だもんなぁ…、って思うも姑息なことを考えず(笑)。
麻辣担々麺をお願いし、ランチサービスのご飯をもらう。

ご主人ひとりでやってらっしゃって、カウンターに2人がけのテーブル4つ。
カウンターの中には厨房。丁寧な仕事ぶりにいつもながら関心します。
まず担々麺、ご飯のお供の榨菜がくる。
練り胡麻スープに辣油が浮かび、味をつけたひき肉の上に細かく砕いたナッツや煎り胡麻。刻んだ水菜を浮かべて仕上がる。スープたっぷり、榨菜もたっぷりついてひと揃え。

麺はほどよく細いストレート麺。ムチッとしていて歯切れ、歯ごたえのよい麺で、スープもしっかりからみつく。
サラサラしているスープなのに、喉を流れる感じはぽってり。

胡麻やナッツ、濃厚スープがどっしりとした味わい、風味を醸し出しているからでしょう。辛味、痺れはほどよくてカウンターの上に用意されてる辣油や山椒、お酢で味を好みにととのえ食べていく。

ナッツがコツコツ奥歯を叩き、たっぷり入ったひき肉が潰れてじゅわっとおいしい脂をにじませる。榨菜をスープに浮かべてあっためてご飯のお供に食べてそれからスープをゴクリ。おいしいったらありゃしない。
一人でやってるお店って、席を立ってレジに向かうタイミングがむつかしい。今日も何度かお尻を浮かしたり戻したり。〆て950円。


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