今の災難と築地場外
仕事の時間までどうしようかとぼんやりしてたら電話が一本。
築地の知り合いからひさしぶりに会いたいなんて連絡があり、予定をリスケ。スルンと移動。
銀座の駅からバスにのり築地場外までやってくる。
場外の市場はやっぱり静かです。
お店はほとんど開いている。
しかもものは溢れるほどにあるのです。
にもかかわらず人がいなくてお店の人たちも手持ち無沙汰でやるせなさげな空気が流れる。
60年間生きて来て「物がなくて困る」騒動は何度もあった。けれど「物があるのに困る」異常自体はそうそうなくて、例えばバブル崩壊なんて土地、建物はあるのに買うに買えない災難だった。その感覚に似ているようで似てなくて、だから答えがなかなか出ない。しみじみ大変感じます。
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