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熊猫堂ProducePandasに思うあれこれ②

ゲイであることを売り物にして生きていくには「オカマ」の世界の住人にならなきゃいけない。

女言葉を操るか、女装しなくちゃゲイといだけでは有名になることは難しい。
男らしいゲイが生きていくにはゲイバーのママになるか、素性を隠して普通の男らしい男としての仕事をしなくちゃいけないわけです。
俳優さんに多いですネ。
自分のゲイ的嗜好を隠し克服するためボディビルに励み、のちに割腹自殺までしてしまう難儀な方が出てしまうほどにゲイが普通の男のように生きていくことはむつかしい。

とはいえゲイっぽいということは「社会のほがらかなアウトサイダー」として自由にふるまい自由に発言できる立ち位置を得るということでもあって、女言葉で語る教育評論家のような「オカマもどき」が生まれてもくる。
不思議な世界。

そして熊猫堂ProducePandas。
彼らはゲイと言ってない。
多様性の世界に生きると公言してて、その多様性の中には「中国のアーティスト」であるということや「従来のアイドルらしさに縁遠いビジュアル」であるとかが含まれる。
そこにほんのちょっとの…、でも強烈なゲイっぽいってスパイスがふりかけられてる。
それが本当にあたらしい。


スクールメイツ+パラパラ+チアダンス=ProducePandas

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