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曲線だらけの建物のなぜ①

なぜだろうなぜかしらで

大阪万博は一体、どうなるんでしょうネ。
工事が果たしてスタートまでに間に合うんだろうか…。
最終的に何カ国くらいが参加してくれるんだろうか…。
果たしていくらくらい費用がかかってそのうちボクらのお金がどのくらい使われるんだろうって疑問符だらけ。

こんな調査結果も出ていました。

2025年4月に開幕する大阪・関西万博に対する関心を読売新聞社の全国世論調査(19~21日)で尋ねたところ、関心が「ある」と答えた人は「大いに」と「多少は」を合わせて31%で、「ない」は69%だった。

同じ質問をした昨年7月調査では、「ある」は35%、「ない」は65%で、開幕まで1年を切っても関心が高まっていないことがうかがえる。

1970年の万博は日本を揚げた国際的な行事って感じに、誰もがワクワクしたものでした。
それにくらべて今度の万博は大阪が騒いでいる地方のイベントって感じが強くて、国を挙げてって感じになかなか思えない。
いつはじまるのかも確かじゃなかったから調べてみました。

開催期間は2025年の4月13日から10月13日までの6ヶ月間。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
コンセプトが「未来社会の実験場」。

未来の社会が確実に必要としないもののひとつに万博のようなイベントのようなものが確実に含まれているに違いないって思ってしまうところがなかなか切ない感じ(笑)。
パビリオンがまだ姿をあらわさない段階だからか、大屋根リングが無駄な万博の象徴のように槍玉にあがってる。

こういう建築物ってコストがかかるんですよネ。
手間も時間もかかるし、なにより高い技術を必要とする。
その上、メンテナンスにもコストがかかるし、なにより壁面や窓を掃除するのが大変。
ちなみにトップ画像は有楽町にある東京フォーラム。
開業直後は雨漏りに悩まされた上、地震が来るたび構造調査をしなくちゃいけない、金満東京都ならではの贅沢この上ない建造物。
そういう建築物に関する話。
今日と明日の2回連続。
曲面ビルを好んで作るクセの強い会社の話もいたしましょう。


自然は丸くて曲線、人工物は四角く直線

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