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顎で味わうハンバーガー

今日は税金を払いに四谷税務署に行く。
タナカくんはボクの会社の経理、総務の仕事を手伝ってくれていて得意、不得意をいとわず一生懸命やってくれてた。
ただ「税務署に行くのって苦手なんだよネ」って行ってた。
叱られたりするわけじゃないけど空気が暗くて滅入るんだ…、って。確かにボクも苦手でならば苦手は二人で分け合おうと、一緒に行くことにしていたのです。

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税務署仕事が無事終わったら、そのご褒美にハンバーガー。クルズバーガーで食事をするのが決まりごと。今日もクルズバーガーに来る。

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好きだったハンバーガーレストランが東京に2軒。渋谷のウーピーゴールドバーガーとこのお店。渋谷の店はジューシーでとろける感じが独特で、一方、この店のハンバーガーは噛みごたえのあるパテが特徴。今日は顎を思う存分使ってたのしむ。

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ランチにはスープと飲み物がお値ごろ価格でつくセットがあってドクターペパーとチリをたのんだ。

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スープと呼ぶには豆もひき肉もゴロゴロしててクミンシードの香りが強烈。豆は甘い…、なのにチリの辛さがじんわり舌をあったかくするオゴチソウ。

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ふたりとも好きだったバッファローチキンウィングを3ピース。ガリガリに揚がった鶏の手羽元。ビリビリ辛くて酸っぱいソースをたっぷりまとってかぶりつくと唇ヒリヒリ。骨に紙ナプキンを巻いて前歯でこそげるようにしながら食べる。

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揚がった鶏の表面がザクザクこわれてソースと混じる。ディップソースはゴルゴンゾーラチーズのソースで青い香りとコクと渋みが辛いだけじゃないゴチソウにする。

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チーズバーガーを選びました。
レタスとトマトを抜いてもらって、パテとチェダーチーズだけをパンで挟んだシンプル仕様。
パテに下味がしっかり入っているからソースもない。
ただただ純粋に肉の歯ごたえ、味わいをたのしむボクのオキニイリ。

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ひき肉じゃない。
手切りの肉を叩いて混ぜてパテの形にまとめている肉。脂も控えめの赤身の肉を使っているのでしょう…、噛んでも肉汁がほとばしり出るようなことはない。噛んではじめてじんわり肉のうま味が湧き出してくる、その食感はあたかもステーキ。チェダーチーズの風味も控えめに感じられるほどにそれは力強くて、肉を食べてるって実感にウットリします。

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バンズはボリュームたっぷりのように見えるのだけど空気をたっぷり含んで噛むとクシュッと縮む。甘みは最小限の自然な味わい。だから肉の食感、味わいを邪魔しないのもありがたい。
この注文の組み合わせがいいのがハンバーガーをいろいろアレンジできるとこ。

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チリソースをかければチリバーガーになるし、ゴルゴンゾーラチーズのソースの香りやコクもハンバーガーをおいしくさせる。その両方をたっぷりのっけて食べるのが好きだったなぁ…、ここの自慢のクラフトビールにピッタリでパクっと食べてはプハーッとやってた。ドクターペパーとの相性もまた抜群で、にっこりします。

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料理がおいしいだけじゃなくスタッフの明るい笑顔と簡潔だけと適切なやさしいサービス、言葉遣いがボクは好き。分厚く大きな紙おしぼりもありがたいかな…、オキニイリ。


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