スパゲティをフォークとスプーンで食べちゃう理由①

今日、ランチを食べたシーフードレストランの隣の席に、女性ふたりが食事をしてた。
食べていたのはスパゲティ。
さすがシーフードレストランです。おいしげなボンゴレビアンコと具材たっぷりのペスカトーレ。
食事をしながらもずっとたのしげにおしゃべりしてる。
こんな話が聞こえてきました。

最近、こんなところにって思うような場所にまでインバウンドの人がやってくるのにびっくりよネ。
うちの近所に古いだけが取り柄みたいな定食屋さんがあるんだけれど、海外のソーシャルメディアで取り上げられたらしくって、インバウンドさんがやってくるの。
特に欧米系の人たちが多くって、その人たちのお箸の持ち方がヘンテコリンで笑っちゃったわ。

そういう彼女は右手にフォーク、左手にスプーンを持ってスパゲティを食べている。
イタリアの人が彼女をみて帰国したらこういうのでしょう。

日本に行ったらスパゲティを食べるのにスプーンを使っているのを見て笑っちゃったよ…、って！

テーブルマナーは地域、時代にあわせて変わるもの。
あまり厳格に考えちゃうと、せっかくのたのしい食事が窮屈なものになっちゃうけれど、人の食べ方をとやかく言うなら後ろ指をさされぬ食べ方を心がけなきゃって思ったりした。
人の振り見て我が振り直せ。

それにしてもなんで日本ではスパゲティをフォークとスプーンで食べるようになったんでしょう。
そしてそれがあたかも上品でおしゃれなように思われるようになったんでしょう。
今日明日２日で書いてみる。

アメリカでおいしいパスタを食べたければ…