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朝からメロンを食べる人っているんだろうか…(笑)

帝国ホテルのなだ万で和朝食食べ、気持ちをゴキゲンに整えましょうとやってくる。
ここではメニューを見ることは滅多になくて、ほぼ初めて見たメニューに4400円のメロンを見つけて目が覚める。

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サービス料と消費税をつけるとなんとほぼ5000円。和朝食より高いメロンをたのむ人が少なからずいるんだなぁ…、と思うと東京ってスゴイ街、帝国ホテルってスゴイ場所って気持ちが震える。
一日も早く腰が曲がったじぃちゃんになって、杖を付きながらヨボヨボ食卓についたら、長ぁい咳をしながら「メロンをおくれ」って言ってみたい。
禁色に出てくる老作家、檜俊輔みたいな感じ(笑)。まだまだそうなるには修行のたりぬ若輩者のボクであります。

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お粥の定食をもらって食べる。
いつものごときうつくしき膳。
大きな器に白粥たっぷり。その器にも炊き合わせの入った器も、そして汁の椀にも蓋がかぶさる。
茶碗はひっくり返して置かれ、割り箸は和紙の袋に入ってる。

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食べるために蓋を開けて器を正しくひっくり返し、箸を取り出し2つに割って食べる準備がやっと整う。日本料理を食べるとは、儀式に似てるって思ってニッコリ。
粥を茶碗に移してそこに餡をたらり…、でびっくりしました。

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ここのお粥の好きなところは普通の銀餡でなく梅の酸味と風味がたのしい梅餡が用意されてることなんだけど、なんと今日。はじめて梅餡じゃなくて鼈甲餡が添えられていた。

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日本の粥にはこれが普通で、出汁の旨みと醤油の風味が口に広がり、これが日本の料理なんだと思い知らされるようなおいしさではある。けれどやっぱり梅餡が食べたかったなぁ…、って思ってちょっとがっかり。
今だけなのか、それともこれからずっとしばらくこれなのか。かなり気になる。どうなんだろう。

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皮までしっかり焼けた鮭。下にはかまぼこが一枚隠されていてそれも上等。出汁のおいしい炊合せ、だし巻き卵に煮物、おひたしとどれも同じ出汁の味。お粥の餡も同じ味にてちりめん山椒をちらして食べても同じ趣向の味のまま。梅味の餡が好きだった理由がわかった。もったいない。


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