さかなサステナフィッシュアウィーク
四ツ谷駅の近くに新しい店が開業した。
キッコーマンが水産庁の「さかな×サステナ」って時流まみれのキャンペーンにのって作った新コンセプト。
開業前からMacBookを抱えた賢そうな人たちが、よってたかって開業準備をしていてやっと開業。ツッコミどころが満載で、だからちょっと突っ込んでみる。
いつもは「愛情+ちょっと毒」で書くのだけれどこれは「たっぷりの毒+でも愛情」。だから毒が強くなる後半部分はメンバー限定。あしからず。
「Fish a Week」という看板。
魚のマーク。
英語の店名の横には「週一魚」と日本語訳なのか、それともそれが正式の店名なのか…。
店名の上には「サカナともち麦のスパイシーな新感覚ごはん」とキャッチフレーズがかかれてて、情報量があまりに多くて胸焼けしそう(笑)。
突き出し看板が変わってて、立方体のサイコロみたいな形なんです。下に立って見上げると「新感覚サカナごはん」の文字が見え、ユニクロの看板みたいでちょっと笑った。
Fishに魚、そしてサカナとさかなを必死に売りたいんだなぁ…、ってことは伝わってくる。
入り口横にはテイクアウト用の窓口に料理の並んだショーケース。
そしてメニューボードが貼られてる。
魚の料理と野菜のデリを好きに組み合わせて食べるスタイルのようで試しに入ってみました。
スマートな店作りです。
しっかりデザインされている。
裕福な会社がしっかり予算をとって作るお店はどれも端正で、よく考えられてて隙がない。
厨房を覗いてみるとスティームコンベクションの最新型が入ってたりと、機能的にできている。
頭のいい人たちが作ったんだなぁ…、いろんなことをシミュレーションして、最適な店を作り出したってそんな感覚。
商品開発コンセプトがメニューブックに書かれてました。
うん、ありがたい。
ただ舌が味わう感覚的なおいしさじゃなく、栄養学的にもすぐれた料理が「本当の」おいしい料理なんだということなんでしょう。
頭で理解するおいしさを提供しますと宣言しているわけでらっしゃる。
「魚とスパイスソースの新感覚なマリアージュ」っていうのが料理のテーマらしい。
マリアージュ(笑)。
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