見出し画像

煎茶にプリン、抹茶味

食後に「Saten」。オキニイリのお茶のカフェ。

ビルの一階なのに民家のような設えで、気持ちがホッとするのがステキ。
抹茶プリンを選んでお供に深蒸し緑茶。
お金を払って席につき、のんびりお茶ができるのを待つ。

そしたらイエンタウンバンドのスワローテイルの主題歌「あいのうた」が流れてきました。
タナカくんはCHARAが好きだった。
カラオケでよく歌ってた。デブのおじさんが甘えたような声で歌うのが愛らしくてネ。
たまに歌ってってリクエストしていた曲のひとつです。

なつかしくってウルッとしたら、お店の人がフラスコに小さなカップを手にやってくる。
お待たせしましたって左手にカップをもったまま、高いとこからお茶を注いでコトンとテーブルに置く。
途端にお茶の香りが立ち上がり、気持ちがパッと明るくなった。続いて抹茶プリンがやってきて、テーブルの上が華やかになる。

ガラスの器に入ったプリン。よく見ると3層にわかれています。

一番下にミルクプリン。その上にミルクソース、一番上が抹茶ソースが重なっている。どれもなめらか、スプーンを置くと吸い込まれるように沈んでいくほど。

食べるプリンというよりも飲むプリンって感じが独特。
抹茶ソースはどっしりとした苦味に豊かな香り。舌にほんの少しの粉っぽさを残して消える。ミルクプリンは癖のない味…、抹茶ソースと混じって抹茶オレのようになってく。優雅な味わい。

お茶との相性もいいんです。ちょっとぬるめで旨味が強く渋み鮮やか。舌が見事にリセットされる。コクリ、コクリとちょっとづつゆっくり時間をかけて味わう。おゴチソウ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?