見出し画像

男が同性にモテること、男が異性からモテること

関西芸人の松本某が起こした問題。
有名人が行う所業の中では最低レベルの噴飯もので、にも関わらずそれを養護するおにいさんたちが多いことにもびっくりしちゃう。

彼は同性のファンが多い。
笑いのセンスのファンというよりも、彼の存在自体に対する共感とでもいいますか。
あるいは憧れ。

社会的にも経済的にも成功している。
慕う芸人、頼りにしている業界人と多くの人に影響力をもっている。
家族をかまえながらも自らの体を鍛えまくるというストイックな面もおにいさんたちの気持ちに刺さる要素でしょう。
彼のようになりたくて真似する人も多いに違いない。
そして今回のスキャンダル。
配下の芸人に女性を調達させていかがわしきことをしたという事実を、だってそういう立場にいたんだからしょうがないじゃないかと思う。
自分もそういう立場にあればそうしたいという気持ちのあらわれ。
恥ずかしいです。
ジャニーさんは自分で誘い自分でことをなした。
彼は他人に誘わせことをなす。
どちらが卑怯かは一目瞭然。

彼のファンが失望したことがあるとすれば、彼はそれほど異性に人気がなかったという点。
人気がないから、異性に人気のある後輩に誘わせた。
にもかかわらずことに至ることができないほどに人気がなかった。
なかには「気持ち悪い」とさえいう女性までいて、彼を憧れてきたおにいさんたちはかなり困惑したはずです。

彼はおそらくこう思った。
同性に「も」人気があるんだから為政をしていわんや。
ここに大きなかんちがいがある。
同性に慕われることと異性に好ましく思われることは別次元。
往々にして相反することであったりするのです。

ちなみに今日のトップ画像をどうしようか悩みました。
さすがに松本某の画像を貼るわけにもいかず、「男も惚れる男」というキーワードで検索したら「幡随院長兵衛」の名前がでてきてそれにしました。
苦肉の策です。


彼の芸風とサービス精神の絶望的なほどの欠如

ここから先は

1,783字

ベーシックプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?