儚く甘い、おかめの杏みつ豆
移動の途中に有楽町。
徐々にクリスマス仕様になりはじめている街をちょっとブラブラし、甘いものをと交通会館の地下の「おかめ」にやってくる。
甘味のお店。オキニイリのお店で中でも豆かんが好き。
寒天とささげに黒蜜だけのシンプルな組み合わせ。ここの寒天はハリがあってスベスベしてて、香り豊かなオキニイリ。
ただここ1年ほど、豆かんを超えるオキニイリになったのが「杏みつ豆」。
豆かんに求肥をあしらい杏を乗せる。
杏のオレンジ色が鮮やかで、しかも近づき目を凝らしてみるとツヤツヤしていて色っぽい。何もかけずにまず杏を一枚口に含んでみると、酸っぱくやわらか。ほのかな甘みに気持ちがハッと明るくなってく。
黒蜜かけて寒天を豆と一緒に舌に乗せるとツルンと滑ってやさしく崩れる。儚く甘く、儚くおいしい。心の疲れがとれるよう。
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