そばのいまゐ。ドトールの親戚
四谷三丁目の交差点にある、そばの「いまゐ」で朝ごはん。
交差点の向かい側にあるオスロコーヒーと同じ会社。斜向いにあるドトールコーヒーとは同じグループ。
コーヒーと蕎麦とメインの料理は違っても、セルフサービスというのが同じ。
入り口近くに立ち食いコーナー。
奥に入るとテーブル席があってそれも4人がけのブース席や、ベンチチェアとかカウンターとか、いろんな使い勝手で選べる多彩な席構成。
券売機があり前払い。
入口近くに厨房がありお店の人がみんな厨房の中で作業をしているというところを除けば、お洒落でモダンなそば屋といった風情が贅沢。
着席をして料理を待つ。だから調理を急がなくてすむから、料理もほどよくしっかりしてる。
ファストフードとファミリーレストランのちょうど中間みたいな感じがいまどきステキ…、って思ったりする。
朝食セットを選んでたのむ。
そばにじゃこご飯、とろろが基本の朝食セット。
だし巻き卵をつけて460円。
うれしい値段。
汁代わりにと熱いそばを選びます。
半そば程度の分量で、ネギがぱらりとあしらわれてる。
茶碗軽めに一膳分のご飯の上に、ごま油であえたちりめんじゃこに胡麻。
切り海苔のせたご飯もほどよい。
とろろの上にも切り海苔たっぷり。たっぷりの出汁で割っているからサラサラしていて、ご飯にかけるとあっという間に底に沈んで見えなくなっちゃう。
そばの麺は熱い汁の中でも食感がかわらぬ歯ごたえたのしい麺で、汁は甘めで旨味が強い。セブンイレブンのチルドのそばを食べてるみたいな食感、味わい。
すべてにおいて平均点。
誰が食べてもまずいと思わぬ。けれどとびきりおいしか…、というと決してそんなことはなく個性がないのが個性といった料理の仕上がり。
そう言えば、ここの創作系のそばはおいしい。
夏に食べた「フルーツトマトの冷やしそば」なんて最高においしかったもんなぁ…。そばそのものや出汁や汁はあくまで素材で、そのアレンジで差別化をする。従来のそば屋と比べてとやかくいうのは筋違いなんだろうなぁ…、って思ったりした。
卵焼きを汁に浸してフルっと食べてお腹も満ちる。ちょっと散歩をいたしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?