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ツナサンドゥイチでモーニング

ひんやりとした朝の空気が頬刺す朝。はまの屋パーラーにで朝食をとる。

今日はにぎやか。オキニイリでいつも座ってる厨房を横から眺める席がいっぱい。
厨房の真正面の席に陣取る。

コーヒーを落とす様子。ここで一番人気のたまごサンドイッチ用の卵焼きを焼き上げる音。そして香りがお腹をすかす。
食パン2枚で作るハーフサイズのサンドイッチに飲み物ついて600円というモーニング。

平日限定。10時開店から1時間だけの限定商品。昔は朝の7時だったか8時だったか早い時間から営業してた。当時はモーニングセットなんて安いサービス商品はなく、それでも出勤前の人たちでにぎわっていた。
丸ノ内の裕福なオフィスワーカーにとって朝から1000円を超える食事も決して高くはなかったんでしょう。10時開店じゃぁ、そういう人が来れるわけなく、結局、安い朝食セットで人を呼ぶ…、って感じかなぁ。それもビジネス。悪くない。

通常のサンドイッチは食パンを4枚。
2枚一組のサンドイッチを4切れに切るから都合8切れ。
6種類ほどの具材から2種類自由に組み合わせることができるシステム。
パンも両方焼いたりそのままだとか。
あるいはひと組だけを焼いたりとその組み合わせが自由自在。
いつもどの組み合わせにしようかと迷うのだけど、一種類だけだとすんなり決まる。
今日のサンドイッチはツナサンド。

パンを焼いて作ってもらう。お供の飲み物は熱いコーヒー。料理はテキパキそろいます。
薄切りのパン。ほどよく焦げてカサカサ乾いて仕上がっている。
挟んだツナのマヨネーズ和えはシットリふっくら。口の中がにぎやかになる。

ツナマヨの中には刻んだ玉ねぎが混じっていて、奥歯で壊れてシャリシャリ耳の奥がにぎやか。みずみずしくてしかもほどよい辛味が混じっておいしくなっていく。
それにしても今日のトーストもよき焼き加減。いつも感心するのが同じ焼き加減で作ってくれるというところ。トースターやパンがいつも同じと言っても気温や湿度で焼き加減は変わるはず。いろいろ気配りしてくれてるんでしょう。薄さもおいしいオキニイリ。

熱いコーヒーについてくるミルクピッチャーが大きくたっぷり。全部注ぐと溢れ出しそうになるのがステキ。砂糖も入れて甘々にして朝の頭の栄養にする。しばらくぼんやりいたします。


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