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人肌のシャリ。思い出すと我慢できない天下寿司

天下寿司が食べたくなった。
ただの寿司じゃなく、ただの回転寿司でもなくて天下寿司。
いばらぬ値段でほどよい品質。なにより人肌温度のシャリがおいしくオキニイリ。
食べたいなぁ…、って思ったらいてもたってもいられなくなり電車に飛び乗り渋谷まで来る。
道玄坂をちょっと上がったビルの地下。

50席ほどのこじんまりとしたお店でベルトの中に3人職人さんが寿司を握って、離れたところに巻物のための厨房がありそこには1人。
人が働いているところが見える回転寿司って今では貴重になりはじめてる。
大手チェーンの回転寿司とはまるで別物。ボクは好き。
うれしいことに第二、第四土日月曜は北海道フェアをやっていて今日がちょうどその日でもある。

貝3貫の「釧路」をたのむ。アワビにホタテにほっき貝。

アワビはゴリゴリ。
噛めば噛むほどとろけて軽い渋みと一緒に口の中をなめらかにする。
ホタテの柱は口を満たす大きさ。
ほっきは紐も一緒にパクリ。薄切りきゅうりが香りと食感ととのえる。

イカとエビがおいしい回転寿司はいい回転寿司。
タナカくんの持論通りにここのイカとエビはおいしい。
サクッと歯切れてとろけてシャリとまじるイカ。エビは甘くて香り華やか。おゴチソウ。

まぐろ3貫の盛り合わせが一番人気。赤身に中トロ、そしてトロ。
人肌のシャリの上でくったりしながらいい状態になっていく。赤身の酸味に中トロの脂のうま味。トロはひんやり。わさびをたっぷりのっけて食べる。

ベルトの上をわさびが入った器が流れてくるんですよね。だからたっぷり。そろそろインバウンドさんたちが増えてきて、緑色したワサビ醤油をたっぷりつけて食べてらっしゃる。
穴子をたのみそろそろ〆の巻物にする。

ずっとここではカンピョウわさびをたのんでた。かんぴょうとたっぷりのわさびを巻いた細巻きで、けれどたまには違ったものをと思って「ハワイ巻」にしてみる。
なんだか人気があるようで食事をしている間に10個以上の注文が入っていたから気になった。

マグロを芯に千切りレタスとアボカド、少量マヨネーズ。アボカドマヨネーズがとろけてそこにレタスのシャキシャキ感が混じってこれがなかなかうまい。気持ちもお腹も満ちました。


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