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ホガラカなひとりごと

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ホガラカに考え、ホガラカに感じたことを素直に伝える。 つぶやきもあり、意見めいたこともあり。思いついたことをランダムに…。ゴチャゴチャでワチャワチャをおたのしみください。
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#ホテル

まるでホテルのようなって何?

レストランやレストランの料理を評するに際して「まるでホテルのような」という人。 結構います。 説明力や語彙力がないのか、あるいはただの世間知らずなのか、ロイヤルホストの朝食がまるでホテルのよう…、というそのホテルは一体どういうホテルなんだろう。 もっともロイヤルホストの人たちは、上等なホテルのコーヒーショップとしての使い勝手と品位を目指して運営されているから、ホテルのようと褒められるのはうれしいことかもしれないけれど…。 そういえば不倫シェフが「Hotel’s」ってレストラ

サービスとホテル⑤バトラーは召使いなのか

ビバリーウィルシャーのペントハウススイートでボクをもてなしてくれたのが「バトラー」。 「執事」と訳される人たちです。 英国で生まれた仕事で、その本場ロンドンでも最高クラスのバトラーサービスを提供することで知られている「ザ レインズボロウ The Lanesborough 」というホテルのウェブサイトにはこう説明されている。 Wikipediaには、こんな説明。 ドラマ「ダウントンアビー」で屋敷を支える人たちを彷彿とさせる格調高き説明です。 ところが日本のホテルマン用の用語

サービスとホテル④ホテルって西洋文化の集大成

レストランにおけるサービスポイントは4つ。 ①お出迎え ②注文を伺う ③商品提供 ④お見送り ホテルにおいてもそれは同じで、お出迎えはロケーションやホテルの外観、そしてロビーが担っているといいました。 それ以外の要素はどうかというと… レストランでの注文伺いに相当するのがレセプションでのチェックイン。 予約の内容を確認し、チェックインのサインをする。 このホテルにこれから身を委ねてもいいのかどうか不安に思うゲストに安心してもらえるサービス。 レセプションのスタッフはホテ

サービスとホテル③よいホテルがあるべき場所

超高層ビルの上層階にホテルが入居する。 それも高級ホテルがテナントして入ることが多くなりました。 下層フロアは商業施設。 オフィスフロアを挟んでホテル。 最上階にはレストランやラウンジがあるという構造。 眺望が良いというのが高層階にあるホテルの売り物だけど、いいことばかりじゃないんです。 超高層ホテルの宿命

サービスとホテル②東京の奇跡のホテル

本来ホテルのロケーションは旅の目的に合わせて選ばれる。その目的は4つあるということが昨日の話の最後の話題。 ほとんどのホテルは4つの要素のひとつを満たす。 あるいはせいぜいふたつかなぁ…。 ところが東京には4つの要素を見事にすべて満たしたホテルがある。そのホテルの話をしましょうと約束しました。 東京駅の近くにあって、なのに隠れ家。 ボクが大好きなホテルです。 東京駅から徒歩3分の隠れ家

サービスとホテル①ホテルへのワクワク

東京は高級ホテルの開業ラッシュ。 かつて日本で高級ホテルといえば一泊の室料が5万円前後。 スイートルームでも10万円から20万円というのが相場だったのが、最近開業する高級ホテルは、それらを遥かに超える値段設定。 例えば東京駅前のブルガリホテルは、一泊25万円から。 全室ほぼスイート扱いという高級ホテルの草分けの、パークハイアットはしばらく営業停止して、より高級化をはかるリニューアルに着手する。 より広く。 よりデラックスにと施設のグレードアップははてしホなく、けれど施設が良