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ホガラカなひとりごと

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ホガラカに考え、ホガラカに感じたことを素直に伝える。 つぶやきもあり、意見めいたこともあり。思いついたことをランダムに…。ゴチャゴチャでワチャワチャをおたのしみください。
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#若尾文子

美女と野獣な「温泉女医」

先日、Amazon Prime Video で愛らしい良作を発見しました。 「温泉女医」という映画。 タイトルからしてお色気映画のように思えるけれどしっとりとした人情映画。 今様にいえばヒューマンドラマってことになるんだろうけど、そんなモダンな言葉では表現できないほどに、どっしりとしてしかもあったか。 1964年(昭和39年)公開の大映映画。 78分という見やすい長さ。 当時の映画って今のように構えてみるものでなく、気軽な娯楽。上映に際しても二本立てがほとんどだったから

若尾文子を語る

昭和の美人女優を挙げろと言われれば5本の指に若尾文子の名前が挙がる。 美人ですもの。 それに若い頃の彼女は「コケティッシュ」という言葉が似合う役を好んでやっていた。 これがゲイの気持ちを鷲掴みするようないい演技っぷり。 それも好き。 コケティッシュ。 英語にすればcoquettish。 なまめかしいとか色っぽいとかという意味で使われる。 ただ「セクシー」直接的な色気じゃなくて、思わせぶりな色気を感じる。 マダムじゃなくてマドモワゼルって感じがするの。 コケティッシュっ