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ホガラカなひとりごと

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ホガラカに考え、ホガラカに感じたことを素直に伝える。 つぶやきもあり、意見めいたこともあり。思いついたことをランダムに…。ゴチャゴチャでワチャワチャをおたのしみください。
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2024年2月の記事一覧

英語のメニューは英訳メニューじゃダメなんだネ

今日、天丼を食べていたら隣にチャーミングな女性が座った。 テーブルに置かれたメニューを開くも注文が決まらない。 最初から最後までページをめくって、ひっくり返しあたりをキョロキョロ見渡している。 あぁ、インバウンドさんなんだなぁ…、って思った。 アジア系のアメリカ人でしょうか。 そっと右手を挙げて「English menu?」とお店の人にそっと言う。 お店の人が急いでメニューを持ってきました。 装丁も写真も同じように見えたから、おそらく日本語のメニューの日本語を英語に翻訳して書

アメリカのティーバッグのなぜ

ロウリーズというプリムリブの専門店があります。 ロサンゼルスに本店のある高級店として有名な店。 銀製の大きな覆い付きの保温機に収められたローストビーフをワゴンにのせてテーブルサイドでカービングするというサービスが売り物で、外食産業の人たちが西海岸の視察旅行にいくと必ず立ち寄っていた店。 ダイヤモンドジムブレイディと呼ばれる700g近いカットを食べ切ることができるかなんておじさんたちが無邪気に大食い大会をそここで繰り広げるのがほほえましかったりするんですね。 肉で腹一杯にして食

大吉原店大炎上と吉原炎上

東京藝術大学大学美術館で3月から開催予定の「大吉原展」が大炎上中のようでございます。 五社英雄の「吉原炎上」が大好きでしょうがないボクにとって、吉原は炎上してなんぼのもんじゃないかと思うのだけど吉原というテーマの扱い方が悪かった。 展示会の内容そのものはこう説明されています。 …、とこの解説は決して悪くないと思う。 むしろ、観てみたいなぁ…、と思うけれど公式ウェブサイトに行くとトップページがピンク。 しかもこんなキャッチコピーが踊ります。 イケてる人は吉原にいた…、なん

電子レンジがはじめてうちに来た日

生き字引って言葉があります。 その人に問いさえすれば分かるというように、広くよく物事を知っている人。 外食産業の生き字引ですよね…、ってこの前、ある人から言われてそうかもなぁって妙に納得したりした。 外食産業が日本に生まれたと言われるのが1970年。 すでにこの世にボクはいて父は飲食店を経営していたから小さいながらも業界のインサイダーだったし、大人になって今に至るまで一貫して外食産業に関係していたからいろんなことをよく知っている。 64年も生きてきたから若い人の知らないこと

善意を信じる社会

渋谷のスクランブル交差点を歩いていたら交差点のど真ん中で足がすくんで動けなくなってしまった人がいた。 欧米系の観光客です。 どうしようもなくなったのでしょう、「I’m scared」って言うのを聞いた、おそらく彼女の友だちが手をひきやっとの思いで交差点を渡っていった。 冷静になってみれば確かに怖い交差点です。 だって四方八方から一斉に人が飛び出してきてそれぞれの行きたい方向に向かっていくのです。 向かってくる人とぶつかるかもしれない。 後ろから来た人がぶつかってくるかもしれ

男が同性にモテること、男が異性からモテること

関西芸人の松本某が起こした問題。 有名人が行う所業の中では最低レベルの噴飯もので、にも関わらずそれを養護するおにいさんたちが多いことにもびっくりしちゃう。 彼は同性のファンが多い。 笑いのセンスのファンというよりも、彼の存在自体に対する共感とでもいいますか。 あるいは憧れ。 社会的にも経済的にも成功している。 慕う芸人、頼りにしている業界人と多くの人に影響力をもっている。 家族をかまえながらも自らの体を鍛えまくるというストイックな面もおにいさんたちの気持ちに刺さる要素でし