マガジンのカバー画像

ホガラカなひとりごと

163
ホガラカに考え、ホガラカに感じたことを素直に伝える。 つぶやきもあり、意見めいたこともあり。思いついたことをランダムに…。ゴチャゴチャでワチャワチャをおたのしみください。
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

日傘考

スペインに移住している友人が、ひと夏日本で過ごそうと帰国してきた。 帰国したというより「逃げたきた」と言った方がしっくりくるかなぁ…。 暑くてどうにもならないから、日本に涼みに戻ってきたんだって彼は言う。 ちょっと前まで日本の夏は亜熱帯。 夏に日本にやってくる観光客ってかわいそう…、って思っていたけどここ最近のアメリカ、ヨーロッパの熱波はすごい。 彼が住んでるのはスペインの首都、マドリード。 熱のこもる内陸の街。 しかも住んでる部屋は築200年のアパートで、冷房設備がないん

そこで帽子を脱ぐのはやめて!(笑)

テレビでも雑誌でも、YouTubeでも屋内で帽子をかぶって平気な人や、食事をしちゃう無礼な人が減らぬ昨今。 それを憂えう記事を以前、書きました。 その記事をしめくくったのがこの言葉。 そのいつかを今日といたしましょうと書いてみました。 ちなみに「帽子」っていろんなメッセージを持ってるんですしょうね。 例えばトップ画像で使った元トランプ大統領が好んでかぶったベースボールキャップ。 オレはアメリカ人だぞぉ…。 野球大好きなアメリカ人の代表なんだぞぉってことをアピールしている

メロンとバブル

昨日、メロンと母の思い出を書きながら、メロンと言えばボクにとってバブルの象徴みたいな食べ物だよなぁ…、って思った。 メロン! その3文字を呟くと、贅沢な空気が体の中から溢れ出してきそうに感じる。 原産地はインドです。 インドから西方に伝わった品種をメロン。 東方に伝わったものをウリと呼ぶらしい。 メロンはキュウリ属の植物だから、キュウリにハチミツをかけるとメロンのような味がする…、っていうのはあながち突拍子もない話じゃないのネ。 だって親戚同士だもんね。化て当然。 バ

サービスとホテル⑤バトラーは召使いなのか

ビバリーウィルシャーのペントハウススイートでボクをもてなしてくれたのが「バトラー」。 「執事」と訳される人たちです。 英国で生まれた仕事で、その本場ロンドンでも最高クラスのバトラーサービスを提供することで知られている「ザ レインズボロウ The Lanesborough 」というホテルのウェブサイトにはこう説明されている。 Wikipediaには、こんな説明。 ドラマ「ダウントンアビー」で屋敷を支える人たちを彷彿とさせる格調高き説明です。 ところが日本のホテルマン用の用語

サービスとホテル④ホテルって西洋文化の集大成

レストランにおけるサービスポイントは4つ。 ①お出迎え ②注文を伺う ③商品提供 ④お見送り ホテルにおいてもそれは同じで、お出迎えはロケーションやホテルの外観、そしてロビーが担っているといいました。 それ以外の要素はどうかというと… レストランでの注文伺いに相当するのがレセプションでのチェックイン。 予約の内容を確認し、チェックインのサインをする。 このホテルにこれから身を委ねてもいいのかどうか不安に思うゲストに安心してもらえるサービス。 レセプションのスタッフはホテ

サービスとホテル③よいホテルがあるべき場所

超高層ビルの上層階にホテルが入居する。 それも高級ホテルがテナントして入ることが多くなりました。 下層フロアは商業施設。 オフィスフロアを挟んでホテル。 最上階にはレストランやラウンジがあるという構造。 眺望が良いというのが高層階にあるホテルの売り物だけど、いいことばかりじゃないんです。 超高層ホテルの宿命

サービスとホテル②東京の奇跡のホテル

本来ホテルのロケーションは旅の目的に合わせて選ばれる。その目的は4つあるということが昨日の話の最後の話題。 ほとんどのホテルは4つの要素のひとつを満たす。 あるいはせいぜいふたつかなぁ…。 ところが東京には4つの要素を見事にすべて満たしたホテルがある。そのホテルの話をしましょうと約束しました。 東京駅の近くにあって、なのに隠れ家。 ボクが大好きなホテルです。 東京駅から徒歩3分の隠れ家

サービスとホテル①ホテルへのワクワク

東京は高級ホテルの開業ラッシュ。 かつて日本で高級ホテルといえば一泊の室料が5万円前後。 スイートルームでも10万円から20万円というのが相場だったのが、最近開業する高級ホテルは、それらを遥かに超える値段設定。 例えば東京駅前のブルガリホテルは、一泊25万円から。 全室ほぼスイート扱いという高級ホテルの草分けの、パークハイアットはしばらく営業停止して、より高級化をはかるリニューアルに着手する。 より広く。 よりデラックスにと施設のグレードアップははてしホなく、けれど施設が良

「離婚しようよ」がオモシロイ

松山が舞台のドラマがあったよ…、って友人に教えてもらって観てみることにした。 「離婚しようよ」ってタイトルで、主演が松坂桃李と仲里依紗。 今年の6月に全世界に配信した日本の配信ドラマ。 TBS制作によるNetflixシリーズの第3弾。 どう考えてもラブコメでしかなく、あんまり得意なジャンルじゃないのネ。 どうしようかなぁ…、と思ったけれど監督が宮藤官九郎に大石静。 宮藤官九郎のドラマは独特のノリが合うこと、合わないことが半々だけど、ハマるとハマる。 「あまちゃん」なんて大好

エビの尻尾は嘘をつかない!

てんぷら。 天ぷらと感じにすると食材に頃をもつけて揚げた日本料理の代表格。 天麩羅。 天婦羅。 天冨良。 お店によっていろんな書き方をしたりするけど、「天」が頭につくのはどれも同じ。 天は「天竺(てんじく)」 麩は「小麦粉」。 羅は「薄い衣」を表していて、つまり「インドの小麦粉の薄衣料理」という意味の造語で江戸時代にできたんだそう。 ハイカラ料理だったんですネ! その天ぷらから転じて、他にもいろんな意味がある。 ゴルフの世界では思いがけずも高く上がったショットのことを

7月7日はドリカムの日でもあるんだって…

7月7日。 七夕。 天の川のイメージから転じて「川の日」でもあり、そうめんがやはり天の川をイメージさせるからと「そうめんの日」あるいは「乾麺の日」でもある。 「浴衣の日」というのもそう言われればそうかもしれず、笹飾り転じて竹をイメージさせるということから「竹・たけのこの日」でもあるらしい。 かぐや姫の誕生日が7月7日に違いないというファンタジーにファンタジーを重ねた説ネ(笑)。 ちなみにかぐや姫を取り上げたおじぃさんの名前は「賢木の造(さかきのみやつこ)」。 讃岐の造とする

空気人間が伊勢丹をゆく…、女装の話

先日、池袋の町を歩いていたら小林秀章さんと遭遇した。 セーラー服をこよなく愛する普通のおじさん。 「セーラー服おじさん」として有名な方で、仙人みたいな髭を伸ばしてらっしゃるので、てっきりボクよりずっと年上だと思っていたら、なんと2歳も年下でらっしゃった! なんでセーラー服を着るようになったのかは次のインタビュー記事で丁寧に説明されてる。 心は男だけれどひらひらしたものが好きでセーラー服を着るようになったというのですネ。 彼は「女装」ではなく「変身」という。 女装という言