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ホガラカなひとりごと

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ホガラカに考え、ホガラカに感じたことを素直に伝える。 つぶやきもあり、意見めいたこともあり。思いついたことをランダムに…。ゴチャゴチャでワチャワチャをおたのしみください。
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2023年1月の記事一覧

63歳のごあいさつ

本日、63歳になりました。 60歳で暦がひとめぐり。 人は生まれ変わるんだ…、と言われるけれど、そのとおり。 60歳でパートナーをなくし、61歳で心不全で入院。 二度の心肺停止を経て、なんとか一命をとりとめ今に至るという、産みの苦しみを経験しました。 通院が欠かせぬ状態ではあるけれど、やりたいこと、やらなきゃいけないことがあり、ぼんやりしている暇もなし。 やりたいことは「63年にわたる経験から生まれた知恵を残し、発信していくこと」。 今までこのnoteのメンバーサロンを

自分が嫌いな料理を正しく伝えることができますか?②

克服できるもの、克服できぬもの 刺身が好きじゃなかったのは、生の魚を水っぽいと感じていたから。 理由がわかればその克服の仕方はいろいろあるものです。 まず生の魚から水気を絞り出してしまう方法。 例えば昆布締め。 例えば漬け。 酢じめなんていうのも生の魚の水気をほどよく抜く方法。 ボクと同じように生の魚の水っぽさを嫌う人が想像以上に多いんじゃないかと思わせるほどに手法はさまざま。 舌が生の魚の水分を直接触れないようするのもひとつの解決方法。

自分が嫌いな料理を正しく伝えることができますか?①

まもなく63歳になろうというボク。 この63年間は「嫌いな食べ物の克服」に費やした63年間と言ってもいいほど、若い頃には嫌いなものが多かった。 刺身はあんまり好きじゃなかった。 水っぽくって生臭くって、今でも握り寿司は好きだけど、刺身は好んで選ばない。 香りの強い食材‥、例えば舞茸を食べられるようになったのは40過ぎてからのこと。 ほかにもどうにもこうにも食べることができないものがいくつもあります。 料理上手のばあやさんに甘やかされた小さなシンちゃん

母が決めた「おいしく食べる7つのルール」②

今のボクを作ってくれた母の「おいしく食べるための7つのルール」。 おいしく食べる7つのルール 自分のお腹の大きさを意識しながら食べること 一緒に食べている人に配慮しながら食べること うつくしく食べること 食べている料理の作り方に関心をもつこと 食べたもののことを誰かに伝えること 料理を残さぬように工夫すること 食べられなかったときは理由を説明すること 今日は後半。

母が決めた「おいしく食べる7つのルール」①

ボクにもし子供がいたら…、ゲイにとっては果たせぬ贅沢ではありますが、もしいたとしたらグルメじゃなくて、食いしん坊に育てたいなぁ…。 ボクの母がボクをそのように育ててくれたようにネ。 母が作った「食べるルール」がおそらく今のボクを作ってくれた。 そしてそのルールでボクは随分得したな…、って思う。 だからおすそ分け。 おいしく食べる7つのルール

グルメじゃないの、食いしん坊なの!

グルメじゃないの…、食いしん坊なの サカキさんてグルメですね…、って言われると「グルメじゃないです」と答えます。 ほぼ即答。 グルメですね…、っていう人はグルメと言う言葉を何気なく使ってらっしゃる。 おいしいものをたくさん食べる人=グルメ。 …、ってそんな感覚。 たしかにボクはおいしいものが大好き。 でもグルメだとは思わない。 「グルメ」って言葉の本当の意味を知れば、グルメですねって呼ばれて喜ぶ人の数は激減すると思うのです。 グルメって言葉に混じる不機嫌 グルメ

まもなく公開。ひみつのなっちゃん。

「ひみつのなっちゃん。」という映画がまもなく公開される。 試写フィルムを見せていただいて応援コメントをこんなふうに書きました。 そしてここからメンバー限定の視聴感想。ほんのちょっとだけ辛口です。

芸能人格付けチェック。ペトリュスはむつかしいのよ!

正月のテレビ番組といえば「芸能人格付けチェック」。 当てることではなく、外れることをたのしむ無邪気なクイズ番組。 毎年、毎年、問題に趣向を凝らして飽きぬようにしているところもオキニイリ。 必ずあるのが高級ワインの飲み比べ。 かたや数百万円という値段のワイン。 もう片方は5000円前後という値段のワインというのだけれど、仕入れ5000円のワインはレストランで売られるときには1万5千円を超えるはず。 その値段でも十分高級というのがなかなかなやましいとこ。 そしてワインテイスティ

あなたの雑煮、ボクの雑煮

あなたの雑煮、ボクの雑煮 あけましておめでとうございます。 今年もますますゴキゲンに! みなさんはもうお雑煮を召し上がられましたでしょうか? そしてそれはどんなお雑煮だったんでしょう。 お餅の形。 汁の味。 具材。 その種類は多彩で組み合わせは千差万別。 こんなにたくさんの種類の雑煮があるということに日本の食の多様性をしみじみ感じ、食べ慣れぬ雑煮を作ってみようかと思いもするけど、やっぱりいつもの雑煮を作る。 白味噌仕立て。 焼かずに出汁で煮てとろかして、煮た大根の上に