シティリーグ新潟(2021/8/28)参加して
こんばんは、SAKAKIです。本日、久々にシティリーグに参加してきました。車で2~3時間運転して、福島市から新潟市まで移動し、とても疲れました。寝坊してはいけないと強く思って就寝した結果、3時に目が覚めてしまい、十分な睡眠時間を確保できていないという状況でしたが、大会自体はとても楽しむことができました。対戦した方々、運営の方々、ありがとうございました。
成績ですが、予選3勝2敗で決勝トーナメントに進むことができませんでした。油断して負けてしまった一戦が本当に悔やまれます。予選順位は13位でOMW%が64、平均OMW%が56.6で3勝勢でトップの成績。100人リーグだったらトーナメント上がってたのになぁ~と言ってもしょうがないですねw。ということで、いつものごとく、デッキ紹介や当日の感想を綴っていこうと思います。
1. デッキ選択
最近の対戦環境は、混沌としている印象を持っていました。特に闘、超、悪、三神等々、どのデッキが多いのか全く見当が付きません。そこで、9種類のデッキを作り、一人回し総当たりBO3をやって一番成績が良いものを持っていくこととしました。ベスト3はこのようになりました。
1位、全力黒馬マホイップ、リーフィアVMAX
3位 連撃水パーフェクション
適当に作った連撃水パーフェクションが意外にも好成績で驚きました。面白いデッキなので、これを持っていきたい気持ちもありましたが、安定感に欠けるところがあり、シティ当日までにデッキを完成形まで仕上げる時間がなかったので、断念しました。
全力黒馬マホイップとリーフィアVMAXは勝ち星の数が並びました。直接対決ではリーフィアVMAXの勝利だったため、暫定的に第一候補としてはリーフィア、次点で全力黒馬マホイップとして、改めてどちらを持っていくか考えました。
結果的にリーフィアVMAXを持っていくことにしましたが、その理由は以下の通りです。
・闘、超、悪のじゃんけんに巻き込まれたくなかった。
・スイクンVが流行している→炎タイプはいない。
・逃げエネ3つのポケモンをカモにできる。
・決着までに時間がかかるルカメタザシアンザマゼンタは居ないと思った。
・テクニカルで楽しい。
一番の大きな理由は、じゃんけんに巻き込まれたくなかったことです。全力黒馬マホイップは悪タイプを主体とするデッキに対しても勝ち筋を作れるように構築しましたが、それでもこのじゃんけんに巻き込まれることで、勝率がガクッと落ちてしまうと考えました。あと、いろいろ考えましたが、混沌としているがリーフィアVMAXにとって居心地の良い環境ではあるとも思いました。当初のデッキレシピはこのようになります。
イトウシンタロウ選手がこのページで紹介していたものをベースに、自分好みに改良しました。連撃ウーラオス対策で特性"ベンチバリア"ミュウと隠密フードを入れました。レベルボールを多めに採用しているのでミュウに簡単にアクセスできます。この2枚を入れることで対連撃ウーラオスの勝率がグッと上がると思いました。しかし、実際にはそうではありませんでした。ポケカあるあるですが、仮想敵デッキを扱っているとそのデッキの練度が高くなります。ミュウがベンチに構えていようが、結構簡単に勝ちをもぎ取ることができるほど、連撃ウーラオスデッキの扱いがうまくなっていました。大会に出場する人はミュウを簡単に突破できるぐらい練度を高めていることは簡単に予想ができます。また、リーフィアV以外のポケモンが最初にバトル場に出てしまうと、攻撃のテンポが悪くなります。結構邪魔になることがありました(クロバットVよりはマシであるが)。連撃ウーラオス以外のデッキに対する勝率が下がっては元も子もありません。というわけで、このように微調整しました。
回収ネットを増やし、ギラティナの特性"じげんのかぎづめ"やインテレオンラインの特性"うらこうさく"の使用回数を増やしました。連撃ウーラオスに対しては、連撃エネルギーを破壊することに特化させたことで、前のレシピよりも勝てるようになりました(気のせいかも知ればないがw)。また、炎タイプがそれほどいないと見て、スノーリーフバッジを減らし、ツールジャマーを入れました。ふうせんを複数枚採用しているデッキが多いことや、気絶の確定数をずらし、理想のゲームプランの障害になるタフネスマントやおおきなおまもりなどの耐久強化グッズも複数枚採用もあると思ったため、ポケモンの道具を無効化する術はいくつか用意しておいた方が強いと思いました。
2. リーフィアVMAXデッキと他のデッキとの相性
先に言っておきますが、皆さんが思っている以上にリーフィアVMAXは強いです。条件さえ揃えば、技"くさむすび"でほとんどのポケモンVを確定1発で倒せます。ビクティニVMAXみたいな感じです。技”ダイリーフ”も3エネ170ダメージと優秀です。草抵抗を持つ以外のポケモンVMAXを確定2発で倒せ、かつHPの回復効果がこちらの確定数をずらすことができます。すごくないですかw?それでは、他のデッキとの相性について例を挙げて説明します。
・有利対面
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX(三神)系
最近はオーロラエネルギーの採用が多いことと、三神の逃げエネが3であるという理由から、技"オルタージェネシスGX"の阻止、またはその後のエネルギー加速をほとんど許さない。エネルギーが付かなければ、ザマゼンタVも時間をかけて倒すことができる。
ムゲンダイナVMAX
ムゲンダイナVMAX以外の採用ポケモンを、ガラル鉱山+技"くさむすび"で一撃で倒すことができる。ムゲンダイナVMAXも特性”クイックシューター”2回与えておけば”くさむすび”で簡単に倒せる。ガラルファイヤーVやブラッキーVMAXを積極的に使えないため、展開面でも有利になれる。
ゲンガーVMAX
特性"いちげきのほうこう"+ガラル鉱山+技"くさむすび"で一撃で倒せる。ブラッキVMAXを許さない。
いちげきウーラオス
特性"いちげきのほうこう"2回+ガラル鉱山+技"くさむすび"で一撃で倒せる。ブラッキVMAXを許さない。
モクロー&アローラナッシー系統
モクナシを一撃で倒せる。ギラティナで破壊できるキャプチャーエネルギーの採用が多めで、相手のエネルギーテンポを簡単に崩せる。
スイクンV
タフネスマントを無効化すれば、倒すのは簡単。こちらはそんなにベンチにポケモンを並べないため、スイクンVから致命的なダメージを受けにくい。ギラティナで破壊できるキャプチャーエネルギーの採用が多めで、相手のエネルギーテンポを簡単に崩せる。
・やや有利対面
連撃ウーラオス
エネルギーを付ける順番を気を付ければ、簡単に技"キョダイレンゲキ"を許してしまう。連撃エネルギーや入れ替え系のトレーナーズを枯らせるなど、立ち回りを工夫すれば十分戦える。
バドレックスVMAX(こくばじょうのすがた)系統
黒馬バドレックスは火力が上がるまで時間がかかるので、それまでに倒し切れば勝てる。ガラル鉱山がうまく刺されば、相手の場に超エネルギーを残さずにバドレックスVMAXを倒すことができる。マホイップVMAXは特性"クイックシューター"+ガラル鉱山+技"くさむすび"で簡単に突破できる。よく一緒に採用されているタッグチームGXはガラル鉱山+技"くさむすび"の餌。
・互角
悪パーフェクション
逃げエネが軽いポケモンが多く、相手のポケモンを気絶させるために2回攻撃する必要がある。こちらはデデンネGXを採用していない分、サイド3+3プランは取られにくい分、1ターン余裕ができるのは良い。展開が早い方が勝つ。
バドレックスVMAX(はくばじょうのすがた)系統
バドレックスVMAXを気絶させるために2回攻撃する必要がある。相手も同様。展開が早い方が勝つ。進化前に処理していけば、楽な展開を作れる。
炎パーフェクション
スノーリーフバッジのおかげで弱点を突かれにくくなった。レシラム&リザードンGXは簡単に倒せるが、ミュウツー&ミュウGXは気絶させるためには、特性”クイックシューター”の使用、あるいは2回攻撃する必要がある。展開が早い方が勝つ。炎デッキの弱点マリィを使って、事故らせれば有利な展開に持ち込みやすい。
ニンフィアVMAX
特殊エネルギーを枯らすことができれば、勝てそう。先行を取った方が勝てると思う。
・不利対面
ビクティニVMAX
先行をとって、ビクティニVを進化する前に処理すれば何とかなりそうだが、ボルケニオンの技"フレアスターター"で2体以上のビクティニVにエネルギー加速されると辛い。
ルカリオ&メルメタルGX
ザマゼンタVを複数枚採用し、回復手段も豊富に揃えられると何もできない。
グレイシアVMAX
ダメージレース的にリーフィアVはグレイシアVMAXに勝てない。
・その他苦手なポケモン
アーマーガーVMAX、カプコケコV、オンバーンV 、サンダースV・VMAX、ガラルギャロップV、ガラルサンダーV、ファイアローVなど逃げエネが少なく一撃で倒せない、かつ大ダメージまたは厄介な技を持つポケモンV
3. シティリーグ当日のマッチング
1戦目 連撃ウーラオス
ギラティナを駆使して、技"キョダイレンゲキ"を打たせないように立ち回り勝利。
2戦目 ムゲンダイナVMAX
特殊エネルギー破壊、特性"クイックシューター"など、やりたい放題して勝利。”クイックシューター”の使用を1ターン忘れてしまったのは反省。
3戦目 ムゲンダイナVMAX(マタドガス入り)
2戦目同様、やりたい放題して勝利。
4戦目 ゲンガーVMAX(予選全勝)
有利マッチであると油断していた。一撃エネルギー3枚付いた技”キョダイマルノミ”が310ダメージであることを意識していれば、一撃エネルギーを破壊して相手の要求値を上げて、負けるリスクを大幅に減らすことができた。
5戦目 悪パーフェクション(準優勝)
クロバットVスタートで負けを確信。基本闘エネルギー採用のガラルサンダーVに好き勝手されて、負けました。
全体的に悪タイプを主軸とするデッキが多かったようです。優勝がリーフィアVMAX/スイクンVのデッキだったことからも、リーフィアVMAXを選択したことは間違いではなかったようだ。楽しく対戦するのは良いが、油断するのは良くないと思い知らされましたw。
・私のデッキと優勝デッキとの違い
大きな違いは、スイクンVの有無とギラティナの有無でしょうか。私の場合は連撃ウーラオスを意識した構築にしましたが、優勝デッキはルカメタザシアンザマゼンタやビクティニVMAXあたりにも強い構築になっているような気がします。また、優勝デッキの方が逃げエネの少ないHP190以上のポケモンVにも強く出られそうです。ミラーマッチやってみたかったな。
4. 終わりに
どうしようもないミスで勝ちを逃してしまい、決勝トーナメントに進めなかったのが悔やまれるが、久しぶりにまじめなデッキで真剣勝負ができてとても楽しかったです。普段からまじめなデッキ使えよって話ですがw。こういう大会を想定した対人戦を普段からやるべきだったのかもしれません。次に開催されるシティリーグ以上の大会に向けて、練習を積んでいきたいですね。来月発売のフュージョンアーツ以降の環境もさらに混沌としそうなので、楽しみは尽きませんね。ポケモンカードのパックを普通に買える日が来ることを願います。
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