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レレジギガガガなシティーリーグ2024 S1

 どうも、SAKAKIです。先週末、ポケモンカードのシティーリーグに参加してきました。久々に予選を突破できたので、シティーリーグまでの準備や当日の対戦内容について記しておこうと思います。

1. 使用デッキ

 此方が、当日使用したデッキのレシピになります。

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1.1 デッキ選択理由

 まず第一に、新弾”未来の一閃”に収録された”テツノブジンex”や”テツノカイナex”の存在が気になりました。そのため、HP130以上のポケモンが主体のデッキを使いたいなと考えました。且つ、現環境でシェア率の高いデッキに対してサイドレースで負けないデッキを準備する必要がありました。
 これらの条件を満たすデッキとして、ぱっと頭に浮かんだのが”レジ〇〇〇”のデッキでした。1年以上前に話題を集めたデッキでしたが、レギュレーション変更(DEF⇒EFG)に伴い、環境から姿を消したデッキでありました。しかし、グッズ”大地の器”の登場により、複数タイプのエネルギーを必要とするデッキが非常に使いやすくなりました。レジデッキも例にもれず、かつての輝きを取り戻せました。いや、輝きを取り戻したというのは間違った表現かもしれません。”ふつうのつりざお”⇒”すごいつりざお”になったことや、”ボウルタウン”がカードプールにある現在の方が、より優れたデッキと言えるかもしれないです。
 また、このデッキの弱点であるスタジアム”ロストシティ”の採用率がガクッと下がっていることも、レジデッキを握ることへの後押しになりました。

1.2 カードの採用理由

 いくつかレジデッキの入賞が見られますが、それらとは大きく異なる構築にしました。そこらへんの事を中心に紹介していきます。

①ピオニー

 入賞デッキのレシピを見ると、”ロストシティ”の採用率低下の反面、”崩れたスタジアム”の採用が目立ちました。確実にスタジアムの貼り換えをしたいと思い、採用しました。(スタジアム+スタジアムになるカード=6枚あれば安心して戦えます。)
 また、”バトルVIPパス”、”すごいつりざお”、”カウンターキャッチャー”等、要所要所で必要となるトレーナーズカードが複数採用されています。”ピオニー”を採用することで、これらのカードも非常に使いやすくなりました。
 手札が細くなるというデメリットはありますが、”ギフトエネルギー”や特性”りゅうのひほう”を駆使すれば、このデメリットは軽減されます。
 そもそも、レジドラゴとレジエレキが初実装された”ソード&シールド”の追加コンテンツ”冠の雪原”で登場したキャラクターですから、採用しなきゃダメじゃない?(冗談です。)

②デヴォリューション

 ”リザードンex”を対策するために入れています。”まけんきハチマキ”や技”ドラゴンエナジー”の”レジドラゴ”を駆使して2回殴って倒すプランよりも使いやすいところが”デヴォリューション”の良いところです。最近の”リザードンex”デッキには”崩れたスタジアム”や”ロストシティ”が採用されていることが多く、まともにエネルギー加速させてもらえないですからね。
 あと、ダメカンが23個以上乗ったポケモンVSTARの息の根を止めたり、”サーナイトex”や”パオジアンex”等の2進化ポケモンが採用されているデッキに対して1ターン時間を稼ぐことができるのも、”デヴォリューション”の良いところですね。

③レジアイス2枚採用

 最近の”レジ〇〇〇”のデッキは”レジアイス”は1枚採用の場合が多いです。分かっている人であれば、”レジアイス”をロストに送るプレイを狙うはずです。つまり、会場へのリスペクトを込めての”レジアイス”2枚採用です。

④バトルVIPパス

 後攻1ターン目から攻撃を始められる確率を上げるために採用しました。サイドレースを先行してしまうと、”カウンターキャッチャー”が使いにくくなりますが、先に殴り始めたほうが勝ちやすい気がしています。”バトルVIPパス”と"大地の器"を1枚ずつ増やすと、後攻1ターン目から攻撃を始められる確率がさらに高くなりますが、今回はバランスを取りました。

⑤技”ドラゴンエナジー”の”レジドラゴ”不採用

 私の研究不足だと思いますが、”エンテイV”を1撃で倒す以外に役割を見いだせませんでした。他の高HPのポケモンに対しては、”レジエレキ”の技"テラスパーク"によるベンチ狙撃、技マシン"デヴォリューション"を駆使することで、十分に対策可能と考え不採用にしました。

1.3 立ち回り方

 弱点を突いて倒せるポケモンを主体とするデッキに対しては、攻撃が途切れないように戦えば大体勝てます。それ以外のデッキに対する立ち回り方を紹介します。

①トドロクツキex

 ””トドロクツキex”側がサイドレースを有利に進めるためには、毎ターンスタジアムを出し続ける必要があります。そのため、”ナンジャモ”で相手の手札干渉をし、なるべく”ボウルタウン”を場に出さないように気を付ければ、相手の攻撃を耐えるターンを作ることができます。また、デッキを回すために採用されている”ミュウ”ex"、”ネオラントV”、”イキリンコex”を場に誘い出すことができたら、どれも一撃で沈めることができるポケモンであるため、試合展開はかなり楽になります。”ガラルファイヤーV”が採用されている場合、スタジアム関係なく倒されてしまいます。しかし、技を打つたびに自傷してくれるため、技”テラスパーク”の40ダメージをのせておけば、”レジドラゴ”で簡単に突破できます。

②サーナイトex

 ”セイボリー”多投のデッキが流行してきたので、厳しい戦いを強いられる可能性がありますが、基本的にはこちらが先に殴り始められるので、毎ターン1体ずつ倒していけば勝つことができます。こちらがサイドを先行すると、”カウンターキャッチャー”で前を縛り、”サケブシッポ”でベンチを狩るという動きをしてくると思うので、入れ替え札は大切にしていく必要があります。

③ギラティナVSTAR

 ”ギラティナV”2体とその他2体を倒すプランになると思います。最初の2ターンは無理して攻撃に行かなくても良いので、盤面づくりに専念しましょう。後半は”カウンターキャッチャー”をうまく使って”ギラティナV”を倒していけば、捲ることができます。”ギラティナVSTAR”に進化して、HPを上昇させて戦ってくることも想定されます。そういう時のために”デヴォリューション”1枚は大事にしたほうが良いかもしれません。

④サーフゴーex

 ”セイボリー”多投型に勝つのは難しいです。”モミ”が採用されているデッキも苦手です。回復されないことを祈りながら”サーフゴーex”を3体倒すか、”マナフィ”不採用型であれば、”テラスパーク”でダメカンをばらまき、”デヴォリューション”で盤面崩壊させるなどすれば、ワンチャンスあります。

⑤リザードンex

 ”デヴォリューション”2枚を使って、”リザードンex”を再起不能にする。”リザード”は即時に倒す。”リザード”から進化した”リザードンex”はあらかじめダメージを与えてから”デヴォリューション”をする。”リザードンex”以外のアタッカーも早めに倒す。大変ですが、こうすることで勝ちを拾えます。


2. 大会結果

2.1 大会成績

予選 4勝1敗 OMW 65% (予選4位)
決勝T いつも通りの1回戦負け 

2.2 対戦内容

予選① ロストギラティナ 後攻 負け

予選1位、トーナメント3位、ypMpXy-741AxB-MX2EXX

 予選全勝者との対戦でした。立ち上がりは最悪で、特性”こだいのえいち”発動条件がなかなか満たされず、初めての攻撃が手貼り3回によるものでした。相手もぶん回っていたわけではなかったので、次のターンに”テラスパーク”でサイド3枚とって勝利という盤面を作ることができましたが、”いれかえカート”による回復でケアされ、負けてしまいました。技”スターレクイエム”による”ギフトエネルギー”を無効化など、非常に丁寧にプレイされていたので、負けて納得という感じでした。

予選② 不戦勝

 ラッキーなのか?25分間お休みいただけました。

予選③ トドロクツキ(ターボ?) 後攻 勝ち

 事前の想定通り、スタジアム切れを狙って戦いました。お相手は結構困っていたと思います。時間切れになってしまいましたが、”テラスパーク”でサイド3枚とって勝ち切りました。

予選④ アルセウス+エルレイド+サーナイト? 後攻 勝ち

 アルセウスVを3体倒して勝ちました。序盤に”レジロック”が攻撃できる条件がそろって運が良かったです。

予選⑤ ロストギラティナ 後攻 勝ち

 再びのロストギラティナデッキとの対戦。この対戦では序盤から技が打つことができました。最後は”テラスパーク”で気持ち良いサイド4枚取りを決めて勝てました。

決勝T① ロストカイオーガ 後攻 負け

予選5位、トーナメント1位、F5kfVf-fiEinb-FFV1fw

 闘エネルギーが見えて、いったいどんなデッキ?と疑念を抱きながら対戦を進めることになりました。高いHPの闘タイプポケモンが出てきたら厄介なので、サイドレースを有利に進めていきたかったのですが、攻撃するのに少し時間がかかりました。最後は”カイオーガ”に”アクアストーム”を決められ、負けてしまいました。
 お相手がこちらのサイドを4枚とるのに5ターン必要とするため、どちらかというとこちらのデッキの方が有利だと感じていました。お相手の手札が残りのサイド枚数より多い時は、”ナンジャモ”を使って手札干渉をしっかりと行っても”アクロマの実験”を使われたり、こちらも攻撃に時間が掛かったり等、少々運が悪かったところもありましたが、お相手のプレイングも見事でしたので、これも納得の負けという感じでした。
 プレイングも然ることながら、単純にお相手のデッキ構築に感動しました。”テツノカイナex”への回答として”チヲハウハネ”は思いつきませんでしたので。現環境の”マナフィ”の採用率は、以前よりも下がっている印象を持っていましたので、”カイオーガ”の選択もさすがという感じです。”デヴォリューション”によるテラスタルポケモンへの対応や、抜かりなく”マナフィ”を採用しているところも素晴らしかったと思います。優勝すべくして優勝したのではないでしょうか。


3. 感想

 決勝T1回戦を突破していれば、残りは”マナフィ”抜きのロストギラティナデッキ(再戦)とパオジアンexデッキと、どちらも勝てるデッキとの対戦だったことを考えると、悔しさは残りますが、強い相手との対戦や素晴らしいデッキとの出会いがあり、非常に楽しい大会でした。また、大会の運営に携わってくださったジャッジの皆様にも深く感謝致します。我々が楽しくポケモンカードができるのは皆様のおかげですので。





 

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