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ピオトックシステム

 こんばんは!SAKAKIです。仕事しているとなかなかnoteに手が付かないですね。それにしてもアツいですね。PJCSじゃなくて、気温のことですよ。PJCSについてですが、もちろん見ました。暑すぎて外出する気なんて起きませんでしたからね。ちょうどよかったですよ。ゲームとカードを2画面同時視聴は見ごたえありましたね。疲れましたけど。後々PJCSの感想は書くとして、今回の記事では最近私がはまっているサポートカード"ピオニー"と特性”エキサイトステージ”を持つ”コロトックV”を用いた「ピオトックシステム」について書いていこうと思います。

1. サポートカード"ピオニー"の強みと弱み

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 "ピオニー"の強みは、好きなトレーナーズカードを2枚持ってくることができることです。デッキの安定性を高めるボール系のカードや試合を大きく左右する”リセットスタンプ”等を確実に手札に加えることができる点は非常に大きな強みとなっています。スタンダードレギュレーションでグッズをサーチする手段といえば、サポートカード”ブルーの探索”やジメレオンやインテレオンの特性"うらこうさく"などが挙げられますが、これらのカードに比べて”ピオニー”は'ブルーの探索'のように使用制限がなく、ジメレオンやインテレオンに比べて、デッキの枠を圧迫しないといったところでも非常に優れています。
 一方で、大きなデメリットも持ち合わせます。それは手札をすべてトラッシュするということです。手元に2枚のトレーナーズカードが残るのみになってしまいます。このままだと多くの場合、次のターン以降まったく動けなくなります。次のターンにドロー系サポートが引けることをお祈りするか、何かしらして手札を補充する必要があります。真剣勝負中にお祈りする状況なんてあまり作りたくないですよね。手っ取り早く手札を補充する方法はないでしょうか?


2. ピオトックシステム

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 手札を補充する方法として、最も有効な手段はポケモンの"特性"を利用することです。その中で最も手っ取り早いのが、コロトックVの特性'エキサイトステージ'です。この特性は、バトル場で使えば4枚、ベンチであれば3枚まで手札を補充できます。この特性と"ピオニー"を組み合わせたシステムを「ピオトックシステム」と勝手に呼んでいますが、このシステムが実際どのくらい凄いのかというと、

好きなトレーナーズ2枚 + ランダムで3-4枚 = 実質合計5-6枚ドロー
 (グッズかスタジアムをサーチした場合)

博士の研究でランダム7枚ドローに比べて、好きなトレーナーズ2枚とその他3-4枚のカードが引けたほうが、やりたいことが安定してできて、強そうだと思いませんか?デッキによって相性はあると思いますが、いろんなデッキに採用してみる価値はあると思います。


3. ピオニーのおすすめの使い方~3選~


3.1. 好きなトレーナーズ+プレシャスボール→デデンネGX

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 9枚分デッキ圧縮ができるコンボです。必要札が3枚以上の時や、手札が事故った時の非常手段として使えます。また、スタジアムをサーチすることで、"頂への雪道"を潰しつつ、デデンネGXの特性"デデチェンジ"を使用することができます。ミュウツー&ミュウGXを主体としたデッキと相性がよさそうです。


3.2. 基本鋼エネルギー加速

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 これは有名な組み合わせ。手札に基本鋼エネルギーを抱えた状態でピオニーを使うことで、トラッシュに基本鋼エネルギーを供給し、且つメタルソーサーを確実にサーチできる。こうすることで、1ターンに手張り込みで最大3エネ分エネルギーをポケモンにつけることができる。ザシアンVだけでなく、今後活躍が見込まれるザマゼンタV、ジュラルドンV(鋼)にも適用可能である。これら強力な鋼タイプのポケモンは特性を持っているため、ピオニーでしかこの動きはできません。


3.3. ダメカンばら撒き+フェローチェ&マッシブーンGX

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 RENGEKIポケモンを中心に、最近優秀なベンチ狙撃技が増えてきた。それに伴って、特性”ベンチバリア”のミュウの採用も増えてきた。ミュウにダメカンを一つ、特性"かんしゃくヘッド"などで乗せてから、ピオニーで”トイキャッチャー”と”タッグコール”を持ってきて、のこりHP50のミュウをトイキャッチャーでバトル場に呼び出し、ビーストゲームGXで倒して、サイド2枚とる。ベンチ狙撃系デッキのサイドを取るテンポを崩さず、ミュウを処理できるこの動きはおすすめです。ダメカンを乗せる特性が必要なコンボなので、ピオニーでしかできません。


 ほかにも、ピオニーを使うことでいろいろな強い動きができると思いますが、やはり断続的に強い動きができるように、コロトックVでピオニーのデメリットを軽減をすることで安定したプレイングが担保できるようになります。


4. 最後に


 現在のスタンダードレギュレーションは、いろんなデッキタイプが乱立した面白い環境です。主力のポケモンを変えるだけでなく、トレーナーズカードなどデッキを回すシステムを変えていくことで、さらに多様なデッキが生まれることになるでしょう。皆さんもいろいろ考えてみてください。
 PJCSの感想ですが、まさか、こくばじょうのバドレックスVMAXのデッキが優勝するとは思いませんでした。ガラルファイヤーVをとりあえず入れたデッキや、ブラッキーVMAXをベンチ呼び出しだけでなくアタッカーとして運用できるデッキが多く存在している印象だったので、そう簡単に勝てるとは思っていませんでした。私が思った以上に、悪タイプが入ったデッキよりも、RENGEKIウーラオスVMAXのデッキが多かったということなのでしょうか?RENGEKIテンタクルは結構いい線いくと思っていましたが、読みが当たってうれしいです。VMAXのパワーに負けてアルセウス&ディアルガ&パルキアGX系のデッキが数を減らすと思っていたので、サイドテンポで有利が取れるルールを持たず高火力が期待できるポケモンの活躍が目立ったようですね。GX技”オルタージェネシスGX”はHPが低いデッキの天敵ですからね。私が考えもしなかったところだと、スイクンVを主体としたデッキが面白いなと思いました。安定してサポートを持ってこれるシステムを持つため、相手の行動を阻害しながら立ち回れて強いなと素直に思いました。あと、驚いたのが、アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンVのデッキにスイクンVとメロンを採用したものがあったことです。ピオトックシステム採用という点で違いますが、PJCS前日の金曜日に同じようなデッキを組んでいました。従来のものよりエネルギーテンポがいいので、今後活躍すると勝手に思っています。
 また秋にCLが開催されるようなので、それまでにどのように環境が変化していくか、非常に楽しみです。その前に8月末のシティリーグに参加するので、そこで戦えるデッキを作って、CLの優先権取りたいです。
 ついさっき最強ポケモンの存在に気付いてしまったので、それを使うかもしれませんw

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