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VOCALOIDのがなり声を聴け

こんばんは。もう毎週月曜投稿にしようかなと思っているさかじょんです。日曜はバイト(スプラトゥーンのサーモンラン)に忙しいので……。

今回は初音ミクの話です。それはもう。

「がなり声」とは

先週の記事では、ついに初音ミクの喉と向き合うことを済ませました。無限の可能性を秘めた喉でしたが、さまざまな音(声)を出してくれる存在であることにかわりはありません。

今回はそれを踏まえ、以前から好きだったVOCALOIDの声の一つ、「がなり声」について触れたいと思います。

とりあえず「がなり声」で検索すると、「がなり声の出し方」などの記事が出てきました。

がなり声は、シャウト系の発声方法で、唸り声と呼ばれることもあります。
シャウトというと高音で叫ぶイメージがありますが、がなり声は、叫ぶこととは少し異なります。
怒鳴っているときの声に近く、ガラガラとかゴロゴロした声が出るのが特徴で、曲の中で強調したいことがあるとき、アクセントとして使われることが多く、曲の要所要所でがなり声が入ると、力強く迫力もあり、グッと人を惹きつけるカッコいい魅力があります。
 (中略)
ボイトレをすれば、がなり声を出せるようになりますが、喉に負担がかかりやすい発声方法なので、正しい練習をしなければ喉を痛めてしまう可能性があります。
そのため、がなり声の練習をするときは必ず正しいボイトレを行いましょう。

https://nayutas.net/column/voice-training-is-a-simple-explanation-of-how-to-make-a-voice/

なんと! 正しい練習をしなければ喉を痛めてしまう可能性が……! 初音ミクさんの喉は大丈夫でしょうか。ちゃんと正しいボイトレを行っているか心配ですね。今度のど飴でも差し入れしましょうか。

VOCALOIDのがなり声

個人的にがなり声が印象的なのは、ろーあるさんの2曲です。

①「才能ブルーム」(ろーあるさん/2021年)

冒頭からちょっとがなり気味で始まります。曲全体として、がなっていないフラットな声と、サビなどの要所でところどころに盛り込まれているがなり声との起伏や、そこから来るミクさんの力強さが魅力的ですね。個人的には終わりの「なーなな ななな」の合間に入る「なあ゙⤵なな」が好きです。

②「感情ディーシーブ」(ろーあるさん/2022年)

ボカコレ春の強者の一角です。冒頭の「いぐらあ゙ったって」から素晴らしいがなりっぷりです。「変わんないさあ~~あ゙~~あ~⤴」も良い感じですね。「きゅいっと上がる」も用いられておりポイント高いです。

ちょうど記事を書きながら聴いていたら、偶然ぶつかったのでもう1曲。

③「インソムニア」(シキヒさん/2022年)

無色透名祭参加曲です。広がりのある世界観で、サイケデリックな雰囲気は個人的に「VOCALOIDよれよれ曲」のタグをつけたいな~と思える魅力的な1曲です。随所でぽろっとがなったり、サビ前でしっか~りがなったりしています。

余談ですが「VOCALOIDよれよれ曲」についてはB,Fさんの以下の記事が価値高いまとめとなっています。

さらに余談ですが、この記事にもう一度たどり着きたかったのに「よれよれ」が思い出せなくて10分くらい検索を続けていたのは私です。

「へ」が付いてた気がしたんだけどな~!

おわりです

今回は短めですが、VOCALOIDのがなり声について触れました。
このような多彩なVOCALOIDの声と出会えるのも、VOCALOIDの1つの魅力であると思えますね。
まだ結構曲としてはありそうなので、もしご存知の方がいらっしゃれば教えてください。私も聴いていてぶつかったら追記するかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ではでは、また来週。


(2022/10/10追記)
せきこみごはんさんの「リメンシア」がやっべ~すげえだったんで追記します。

かねてよりありえん調声で定評があるせきこみごはんさんですが、これほどまでにVOCALOIDのがなり声を我が物にして表現している人がいるとは……と感服いたしました。せきこみごはんさんが曲に力強く注ぎ込み組み上げた「初音ミクの思い」まで見せられているようです。

モチベが上がります(当社比)