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ニコ動で10年以上ボカロ曲を聴き続けてきた「わたしとニコニコ」

こんばんは。おなかがすいてきたさかじょんです。

今回は、noteのお題企画「#わたしとニコニコ」について、ボカロリスナーの視点から書いてみたいと思います。

初音ミクの話でないことはないんじゃないでしょうか(3連「ない」)。

ニコ動との出会い

私がニコニコ動画と出会ったのは中学生の頃でした。あるあるルート~。
その辺の詳しくは自己紹介の記事にも書きました。

ただ、私はその当初からずっと、「ボカロ曲を聴く」というニーズ以外でニコニコ動画を利用していない気がします(他にもたくさんの楽しみ方があるでしょうに、すみません!)。ニコニコ静画にはちょっと投稿したりしていましたが……。

今でこそ大衆文化に近づいた合成音声音楽ですが、当時は「ボカロ=オタク文化」であり、そういった「アングラ寄りの文化→ニコ動」みたいな空気があったんじゃないかなと思います。

ただ、だんだんとYoutubeを主戦場とするボカロPも多くなっていったこの十数年、私はなんでずっとニコ動でボカロ聴いてんの?ということをちょっと考えてみたいと思います。

私はなぜずっとニコ動でボカロ曲を聴いてきたのでしょうか

大別すると、合理的な理由非合理的な理由の両方があるな~と思います。非合理的な理由……気になりますね~!

合理的編

①ボカコレアプリ(旧nicobox)やKiiteなど、ボカロ曲を快適に聴けるサービスとの接続性が良い

ボカコレアプリは昔から、「無料でスマホでバックグラウンド再生」というニーズを手っ取り早く満たしてくれ、高校生~大学生ボカロリスナーであった私にとって、なくてはならない存在でした。
またかっこよくなるらしいので、今後のますますの発展に期待です。

また、2019年に公開された「Kiite」も、ボカロ曲を聴いたり発掘したりすることに特化したサービスで、ニコ動から動画を引っ張ってきています。

こういった、ボカロリスナー活動の味方となってくれるサービスを利用していると、必然的にニコニコ動画でボカロ曲を聴くこととなります。


②クリエイター向きの姿勢が見える
ボカロ曲文化も、多くのクリエイターによって成り立っています。当たり前のことですが、その曲を作るクリエイターがいるおかげで私はボカロ曲を聴けるんだなあ。

ニコニコ運営の術中にはまっているかもしれませんが、ニコニコの方がクリエイターへの姿勢を随所に見せているように思います(私は聴く専なので、クリ奨以外に具体例を挙げろと言われると分からないのですが……)。

まあこれは、動画サービスとしての規模が違うというところもあるのかなと思っており、必ずしもYoutubeがもっとクリエイターに優しくあるべきという主張をしたいのではありません。

ひとまず、比較的小さい規模で活動するクリエイターに対しても、クリエイターへの姿勢を見せている点は、個人的にポジティブに捉えています。


非合理的編

①私のボカロリスナー活動のふるさと感がある

大抵の人が高校生くらいでボカロを聴くのをやめていく中、私のボカロリスナー活動は社会人となった今も続いています。
それは、ニコニコ動画のすみっこで放送され続けていた「Nsen」という生放送で、どっぷりボカロ文化・ニコニコ文化に浸かる中高生の日々を送っていたことと、切っては切れないものだと思います。

Nsenは2017年にサービスを終了してしまいましたが、私はボカロを聴くのをやめることができず、Nsenで知り合ったネットの民との交流も終わらず、去年も一緒に上野動物園に行ってピクミンブルームをしていました。

そんなNsenを懐かしむとともに、私は引き続きニコ動でボカロ曲を聴き続けることポジティブに捉えることができます。


②なんかすこ
わはは! 最後に小学生みたいな理由が出てきましたね!

ただこれは結構大きくて、私はニコニコで繰り広げられるなんか面白いわちゃわちゃが結構好きです。自分はボカロ関連以外の動画はほぼ見ないのですが、隣のクラスが楽しそうに盛り上がっているのを横で聞いているのはちょっと楽しいという感覚でしょうか……笑

ニコニコで新しいお知り合いもできますし

やや余談になりますが、Nsenでできたお知り合いは本当に老若男女で、普通に生きていたら出会っていなかったであろう人たちと、「なんとなく仲良しの知り合い」になることができました。

ただ、私のメインコミュニティであったNsenは2017年でサービスが終了してしまっており、その当時に一番若い部類に入るコミュニティメンバーが私だったので、私より若い人にニコニコを通じて新しく出会うことは長らくありませんでした。

しかし、昨年末のコミケにて発刊した、ももつきゆきやさん(@yukiyalien)主催のニコ厨合同誌に参画させていただき、他の方々の紙面を拝見して「私より若い人、ニコニコにいっぱいいるんじゃん!(それはそう)」という感覚を新たにすることができました。笑

一時期オワコン扱いされていたボカロと、ずっとオワコン扱いされているニコニコですが、これからもニコニコのますますのご発展を祈りつつ、私はニコ動でボカロ曲を聴くのでございます。

おわりです

今回は、思い出語りが中心となり恐縮ですが、ボカロリスナーとして人生の半分以上をボカロとニコニコと歩んできた人間の「わたしとニコニコ」について書いてみました。

もちろんニコニコも良いところばかりではないと思いますが、なんかちょっとずつ良くなってる気はしています。これからも陰ながら応援しております。

いつもと毛色の違う話となりましたが、次回は普通にボカロ曲の話で書きたいことがあるのでそれを書きます! 最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また次の記事にて。

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