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【第十三話】2021年春、おさらい会の開催はいかに?!|しがない勤め人、国立文楽劇場で藤娘を舞う

逆境の中、おさらい会も進化する

2021年になっても新型のアレはまだまだ落ち着かず、
エンターテイメント界隈は瀕死の状態であった。

春のおさらい会(以降、はるの会)に向けて縁の綱(えんのつな)のお稽古をコツコツ続けてはいるけれど・・・どうなのかな?

はるの会は例年、大阪で開催される。

おっしょはんは東京と大阪にお稽古場を持っている。
・大師匠(おっしょはんの師匠)は大阪におられる。
・はるの会は大師匠も見にきてくださる。
上方舞の聖地は大阪である。

などが大阪開催の理由である。

ところで私は東京の稽古場に通っている。
つまり、はるの会に参加する、ということは県をまたいだ移動をするのである。
ご時世的にめっちゃしにくい・・・

幸いなことに3月下旬、緊急事態宣言はいったん解除。
おっしょはんはすかさずおっしゃった。

はるの会、4月にやります!夏と同じく無観客!
ただし今回はご家族・お友達向けにクローズドでライブ配信します。
アーカイブは残しません。

おっしょはんはこの1年、クラブハウスを皮切りに、
ライブ配信出演、動画作品制作など、
リアル舞台以外のさまざまな可能性を試してこられたので、
なんでもないことのようにおっしゃる。

へ、ライブ配信?!

お弟子はフツーの人々なのでびっくりである。

いやー、YouTubeとかふつうに見ますけどね、
出るの?わたしが?全世界に公開されちゃうの?

(シロウトの単発ライブ配信なんて知らない人はわざわざ見にこないって・・・)


かくしてはるの会の前日、
1年以上ぶりの新幹線に恐る恐る乗車。

(2020年は東海道新幹線のEXカード、年会費の元が取れなかったなぁ)

さあ一路大阪へ、いざ!

(続く)





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