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新米聖飢魔Ⅱ信者の戯言

コロナ禍の真っただ中、私はひょんなことから聖飢魔Ⅱのヴィデオ黒ミサを参拝し、見事にハマってしまったのでした。

このnoteは、ラジオ番組「エースとルークの魔界接近遭遇リターンズ」で読まれた私のメールの内容をより詳細に、過去のお話も絡めながら綴ったものになります。ディレクターズ・カット版を載せておきますね。

https://youtu.be/K9EYOFowJXY?t=2395

それでは、行ってみよう!!


第Ⅰ楽章 悪魔からの誘い

魔暦22(西暦2020)年12月27日、これは私が生まれて初めて聖飢魔Ⅱの
黒ミサを参拝した日。
コロナ禍で参加を予定していたイベントが全て中止、大好きだったテーマパークは閉園…地方在住のため、県外へ出ることすら許されない空気…
得も言われぬ閉塞感を感じていた魔暦22年10月、仕事の関係でイベント情報を調べていた時のことでした。

「ふうん、聖飢魔Ⅱかぁ」

地元でヴィデオ黒ミサとやらがあるらしいとの情報をキャッチ。
ちなみに、当時は聖飢魔Ⅱを「デーモン閣下とその他大勢」みたいな感じで捉えていたのと、曲は「蝋人形の館」しか知らない状態。
それでも、とにかく現場に行きたい。ライブが見たい。その気持ちの方が勝り参拝券を購入しました。


第Ⅱ楽章 水やり

流石に一曲しか知らないのはまずい!と思い、たまたま有料会員登録をしてあったサブスクリプションサービスで配信されていた教典をプレイリストにまとめ、通勤時間や在宅時にじっくりと聴き込みました。
もともとGLAYやX JAPANをバリバリに聴いていた時期があったので、すんなりと耳に馴染み、少しずつ曲を覚えていきました。この頃「あ、好きかも~」と思っていたのは「FIRE AFTER FIRE」でしたね。


そうこうしているうちに時は過ぎ、トークパートは写真撮影OKだよ!との情報があったので、私はレンタルした一眼レフカメラ(望遠レンズ装備)を担いでホクト文化ホールへと向かったのでした…


第Ⅲ楽章 花開く信仰心

久方ぶりに訪れたホクト文化ホール。物販の列に並び数々の悪魔物品を購入し、ドキドキしながら客席へ。ちなみに2階席でした。望遠レンズを持ってきたのはこのため。

そして、ヴィデオ黒ミサの幕が上がり…

一音目で度肝を抜かれました。ほんとに。マジで。
生演奏かと耳を疑うほどの爆音、お腹にドスドス響く殿下のドラム、時に激しく、時に甘く響き渡る閣下の歌声。

「聖飢魔Ⅱって、すげーーーーー!!!!!!」

遠征は出来ず、仕事はややこしくなり、なんだか気分が上がらない…
そんな欝々とした気持ちが全て吹き飛ばされ、心が不幸(幸福の意)で満たされていくのを感じました。
その上…

「あの青い人、めっちゃ美しいやん…」※人ではありません

ふわりふわりと靡く髪、エレガント且つしなやかな立ち居振る舞い、それでいて何とも可愛らしい笑顔…

そう、気が付いたころには…私はルーク参謀の虜になっていたのです。
会場で撮った1755枚の写真のうち、おそらく3~4割が参謀の御姿を捉えていました。フォルダの中がとても青い。何度見返してもニヤニヤしてしまうレベルで好きになってしまって…
今では、ルクキャス(毎週木曜22時からのツイキャス)と月末の魔界接近遭遇リターンズなしでは生きにくい体になってしまったのです…

うわぁぁぁぁぁぁルーク様好きだぁぁぁぁぁぁ(通常運転です、お気になさらず)



第Ⅳ楽章 撒かれていた種

さて、気を取り直して…少しだけ昔の話をさせてください。

よくよく思い出してみると、私…数年前に聖飢魔Ⅱ(というか閣下)との接点を持っていたことが判明しました。

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地元のとあるホテルで行われた、デーモン閣下のディナーショーに参加していたんです。この時も写真撮影OKの時間があったようで、大量の閣下のお写真が残っていました。バッチリカメラ目線を頂いているものが1枚だけあり、見た瞬間に奇声を発したのは言うまでもなく。そして…

「ああ、この頃から誘われていたんだな」

今となってはそうとしか思えません。

当時は、ロックやへヴィメタルは一切聴いていなかったはずなのに。
たまたま新聞か何かで見かけて、すぐ会場であるホテルに電話を掛けたのは、最前列のテーブルで見ることができたのは…

もしかしたら、大魔王陛下のお導きだったのかもしれませんね。

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