アン・マキャフリイに捧げる三つの小文

【投げ銭システム:有料に設定されていますが、無料で最後まで読めます。最後まで読んで「気に入ったから投げ銭あげてもいいよ」と思ったら、購入してやってください】

 2012年に亡くなった往年の人気作家、アン・マキャフリイについて書いた原稿を三つ(2013年のものと1995年のもの)掘り出してきたので、まとめてアップすることにしました。

 マキャフリイは、パーンの竜騎士シリーズがヒットして以来、アメリカではもちろん、日本でも人気があったように記憶しているのですが、今の若いSFファンにとっては、どうなんでしょうね?

--------------------------------

「2012年物故作家ブックガイド:アン・マキャフリイ」(『SFが読みたい!2013年版』掲載)
 アン・マキャフリイは一九二六年、マサチューセッツ州生まれ。
 デビューは五〇年代だが、彼女を一躍有名にしたのはなんといっても六〇年代後半から発表し始めた《パーンの竜騎士》シリーズだろう。その第一作「大巌洞人来たる」は六八年のヒューゴー賞の、第二作の「つめたい宇宙間隙」は六九年のネビュラ賞の、それぞれノヴェラ部門で受賞を果たした(この二作はのちに長篇『竜の戦士』に組み込まれた)。これらはいずれも、女性作家による初受賞でもあった。
 さらにこのシリーズは、一気にマキャフリイを人気作家の地位へと押し上げただけではなく、SF小説がベストセラーになることを世間に証明した。第三作『白い竜』は、《ニューヨーク・タイムズ》誌のベストセラー・リストに登場した最初期のSF小説の一つとなったのである(もちろん、女性作家としては初めて)。
 マキャフリイの作品は多くの場合、個性的な女性を主人公とし、恋愛模様を絡めつつ、その自立を描き、多くの女性読者を獲得した。しかも、それは同時に、常に希望を失わず困難に立ち向かい勝利を勝ち取るという、きわめて健全で前向きな物語でもあり、SFを広く一般読者に浸透せしめたのだ。
 マキャフリイは、《パーン》のみならず、様々な作品(その多くはシリーズものでもあった)を精力的に発表し続け、特に七〇年代から八〇年代にかけては、英米SF界の女王的存在として君臨したのだった。

《パーンの竜騎士》シリーズ
 恒星間文明から忘れ去られた植民惑星上で、中世にも似たレベルまで文明を退行させつつも、空を飛び火を吹く竜に似た生物を駆り、定期的に空から降ってくる災厄と戦い続ける人々を描いた、マキャフリイ最大の出世作にしてヒット作。
 SFとしての設定やプロットのひねり(何せタイムトラベルもあり)を入れつつも、大枠の物語は異世界ファンタジイの王道をいく、サイエンス・ファンタジイの快作である。

『歌う船』
《パーンの竜騎士》と並ぶ、マキャフリイの代表作がこれ。肉体の欠陥から、金属の殻に包まれ、神経を宇宙船に接続、サイボーグ宇宙船となった少女と、その乗組員となった男性との冒険の日々を描いた宇宙SF。
 連作短編集なのだが、最終話「蜜月旅行」だけ別の本に収録されているので要注意。
 後に、他の作家たちとの共作として、他のサイボーグ宇宙船たちを主役に据えたシリーズ化もされた。

《九星系連盟》シリーズ
 こちらは《パーンの竜騎士》に次いで長いシリーズ作品。超能力を持つ人々が重要な役割を担うようになった未来世界を舞台に、異質な異星人たちとのコンタクトと抗争を描いたスペースオペラ。物語の中心に代々強い超能力を持つ一族を据え、ロマンスの要素を常に加味しているところがマキャフリイらしい。『銀の髪のローワン』から始まる本編とは別に、超能力者たちが社会に認められるまでの前史を描いた《ペガサス》二部作も存在する。

--------------------------------

「竜騎士は飛ばねばならぬ 空に糸胞がある時は!」(『SFマガジン』1995年10月号掲載)

 パーンの竜騎士は、マキャフリイが六〇年代にデビューしてから一貫して書き続けてきたシリーズであり、その質、量ともに、彼女にとって最大の出世作であり、代表作である。 このシリーズは、すでにアメリカにおいては十三冊を数え、日本においても今回出版される『竜の反逆者』で十作目という長大なものでもあるので、ここでは今までの物語を、日本での刊行順にまとめてみた。
 ただし、本シリーズは、発表順と作品世界内での年代が異なっていると同時に、各巻ごとに微妙に重なり合っている部分もあるため、全体を見渡すと少しばかり複雑な構造(一作ずつ読む分にはあまり気にならないのだが)を持っている。そこでそれぞれの作品の時間的経過を整理するため、年表を作成した。合わせて参照していただければ幸いである。
 パーンの竜騎士第一作『竜の戦士』(1968)は、惑星パーンに人類が入植してから、パーン歴にして二四〇〇巡年という年月が経過し、過去の文明を忘れ去った人々が中世的な社会を形成して生活しているところから始まる。もっとも、パーンの人々が忘れ去ってしまったものの中には、それよりももっと差し迫った危険をはらんでいるものがあった。それこそ、長周期でパーンに接近する赤い星から降り注ぐ糸状の胞子生物だった。四〇〇巡年にわたる長い休息期の末、糸胞の存在も伝説と化し、かつてこの糸胞を迎え撃っていた竜騎士たちは、役割を忘れ去られ、厄介者扱いされながら衰退の一途を辿っていたのだ。そんな中、太守の血筋につながりながらも、侵略してきた他領の太守の目を逃れて潜み暮らしていた少女レサは、竜騎士フ-ラルと出会って大巌洞へ行き、女王竜と感合する。物語は、竜騎士としてのレサの成長を追いつつ、ついに始まった糸降りと戦う竜騎士たちの姿を描き出す。
 第二作『竜の探索』(1971)は、前作の七巡年後から幕を開ける。レサが危険な時ノ跳躍を行い、四〇〇年前から連れてきた旧時代の竜騎士たちによって、糸胞撃退の人員が揃い、社会は安定を取り戻しつつあるように見えた。だがその実、過去の習慣から自らの特権をふりかざす旧時代の竜騎士たちと現代の竜騎士や常民たちとの間に緊張が生まれていたのである。やがて、新旧竜騎士の対立が激化したおりもおり、周期をはずした糸胞が襲来、パーン全土は大混乱となる。ここでは、主人公をレサ、フ-ラルから、フ-ラルの異母弟であるフ-ノルに移して、混乱の中、ついに糸胞に対する決定的な対策を見つけだすまでを描いている。
 第三作『白い竜』(1978)は、さらに『竜の探索』の後を受け、そのラスト近くで白い竜ルースと感合した、ルアサ城砦の幼い太守ジャクソムが成長して、南ノ大陸を探検、思いがけないものを発見するまでの物語である。
 以上三作を<パーンの竜騎士>初期三部作とすると、四作目の『竜の歌』から『竜の歌い手』、『竜の太鼓』までの三作は、<竪琴師ノ工舎>三部作と呼ぶことができる。ここでは、初期三部作と時代的に重なる形で、主役を竜騎士たちから竪琴師へと移し、主人公の個人的な体験に焦点を絞って語られており、初期三部作で起こった事件のいくつかが、別の(主人公の)視点から語られているのが特徴である。『竜の歌』(1976)と『竜の歌い手』(1977)は、半円海ノ城砦の太守の娘メノリを主人公に、慣例や因習に打ち勝って彼女が初の女性竪琴師になるまでを、同時期の出来事である『竜の探索』の中の事件をおり込みながら描いた作品だ。
 また『竜の太鼓』(1979)は、『竜の探索』および『竜の歌い手』と『白い竜』の間に位置する物語で、メノリの友人であり、太鼓師を目指しているピイマアが主役となって、南ノ大陸を舞台に冒険を繰り広げながら人間的に成長していく様を描いている。
 ここまでの六作に対して、外伝となる三作は、時代をさかのぼって、それまで語られなかったパーンの過去の物語を語ることで、パーンの世界をより緻密に映し出している。『竜の夜明け』(1988)は、地球からの植民者たちがパーンに到着し、科学技術の大部分を捨て去って牧歌的な植民生活を始めたものの、糸胞の襲来による被害を受け、対策として土着の生物を遺伝子改造し、<竜>を作り出すまでを描いている。
 一方、『竜の貴婦人』(1983)は、『竜の戦士』や『竜の歌い手』などで繰り返し言及された”モレタの飛翔のバラード”の主人公モレタの真実の姿を描いた物語である。『竜の夜明け』から一五〇〇巡年後、『竜の戦士』からは九〇〇巡年前、今期の糸降りもあと数年で終わりになろうかという第六次接近期末、パーン全土に突如広まった謎の疫病のため、人々が次々と命を落とし始め、ついには竜騎士たちの間にまで感染者が現れる。物語は、フォート大巌洞の洞母モレタが、この危機を回避すべく獅子奮迅の活躍をする様子を追いかける。
 そして、『ネリルカ物語』(1986)は、『竜の貴婦人』にも脇役として登場した少女ネリルカを主人公に、彼女が『竜の貴婦人』における疫病の流行の中、いかにして障害を乗り越え、自立した女性として成長していったかを描いている。すなわち、ちょうど<竪琴師ノ工舎>三部作が<パーンの竜騎士>初期三部作の姉妹編であるのと同様、『ネリルカ物語』も『竜の貴婦人』のサイド・ストーリイとなっているのだ。
 さて、今回邦訳が出版される『竜の反逆者』(1989)は、ひさびさに初期三部作の時代に舞台を戻し、それまで語られることがなかったレサやジャクソムたちの時代のパーンにおける無法者たちの振る舞いを描きながら、『白い竜』のラストのさらにその後の様子までを読者に教えてくれるという、正編<パーンの竜騎士>待望の続刊である。新たな登場人物として、激しい気性を持つ反逆者の女首領セラ、彼女と対決する商人ジェイジ、不思議な能力を持った少女アラミナたちが登場する以外にも、レサ、ジャクソム、ピイマアらお馴染みの面々も顔を出す、まさにオールスター・キャストの大活劇となっている。
 ここまで、邦訳のあるパーンの物語について(正確には、もう一編「最年少のドラゴンライダー」という短編が『塔の中の姫君』に収録されているが)ざっとあらましを紹介してきたが、このシリーズの諸作はそれぞれに違うストーリイを展開しているものの、その根底には、常に主人公の人間的な成長と、その恋愛という同じテーマが存在している。だからこそ、巻が変わるごとに物語の中心となる人物が入れ替わるわけだし、例えば、レサとフ-ラル、メノリとセベル、ジャクソムとシャアラといった具合に、常に仲むつまじいカップルが誕生するわけだ。
 マキャフリイ・ファンをもって自認する青井美香氏によれば「マキャフリイは女性版ハインライン」ということになるのだが、そう断言してしまうことに対してはためらいがあるものの、確かにマキャフリイの小説、特にパーンの竜騎士のシリーズにおいては、ハインラインが小説の基本構造としてあげた三つの要素(恋愛小説[ボーイ・ミーツ・ガール]、問題解決型ストーリイ、主人公の成長の過程を描く教養小説[ビルドゥングス・ロマン])がすべて盛り込まれているのは間違いない。
 背に竜騎士を乗せて空を飛び、火を吐く色とりどりの竜たちというイメージが、いかに読者を魅了するかは、今更言うまでもないことだが、こうしたいかにも大衆娯楽小説のツボを心得た主題をきちんと提示してみせるあたりに、このシリーズの人気の理由があるのだろう。
 アメリカでは山のようにファングループが存在し、SF関係のコンベンションともなれば、パーンのコスプレが定番のように登場するということだが、それもむべなるかな、といったところだ。
 さて、現時点において、マキャフリイの健筆はさらに三作のパーンものを著している。
 "All the Weyrs of Pern" (1991)
 "The Chronicles of Pern: First Fall" (1993)
 "The Dolphins of Pern" (1994)
の三冊がそれである。
 このうち、"The Chronicles of Pern: First Fall"は、『竜の夜明け』と『竜の貴婦人』との間のミッシング・リンクとなっている時代を埋める物語を集めた短編集となっている。また、例えば最初の短編"Survey: P.E.R.N."では、パーン(PERN)という名前の由来が、Parallel Earth Resource Negligible(地球との差異がほとんどない世界)という意味からつけられたという風に語られるなど、いろいろ興味深い情報を読者に教えてくれる。
 "All the Weyrs of Pern"は『竜の反逆者』の後を受け、ついにジャクソムやピイマア
たちが、糸胞の根絶を目指して宇宙を目指すというものである。そして、その続編である"The Dolphins of Pern"では、『竜の夜明け』で植民者たちと一緒にパーンへやってきていたと記述されているものの、ほとんどその姿を見せなかったイルカたちの子孫が、二十四世紀ぶりに人間たちとコンタクトすることになるらしい。
 こうしてパーンの竜騎士シリーズは、これまでの空と大地に加え、宇宙と海にまで舞台を広げつつある。この先の展開がますます楽しみではないか。

《後記》
 結局、パーンの竜騎士シリーズはここで紹介した2作を越え、The Masterharper of Pernまでが翻訳されたが、そのあとのThe Skies of Pern以降の作品(そのほとんどは息子であるトッド・マキャフリイとの共作あるいはトッドの単独作ではあるが)は未訳のままとなっている。

--------------------------------

「マキャフリイの作品世界」(『SFマガジン』1995年10月号掲載)

 アン・マキャフリイが、アメリカSF界(本人は現在アイルランド在住だが)でも一、二を争う売れっ子作家であることは誰しも異論のないところだろう。
 これだけの売れっ子作家の例に漏れず、マキャフリイの人気を支えている要素の一つに、読者を惹きつけ続けるシリーズものの存在があるのだが、特にマキャフリイの場合、その数がやたらと多いところに特徴がある。
 マキャフリイのシリーズものを列挙してみると、
1)パーンの竜騎士シリーズ
2)恐竜惑星二部作
3)クリスタル・シンガー三部作
4)ペガサス二部作
5)ローワン四部作
6)歌う船シリーズ
7)プラネット・パイレーツ三部作(全作未訳)
8)ドーナ・シリーズ(全作未訳)
9)パワー三部作(全作未訳)
となる。
 このうち最初の六つについては、本特集で個々に紹介があるので、ここでは未訳となっている7)以降の三シリーズについて、簡単に紹介しておこう。
 ちなみに、歌う船のシリーズも含めた6)以降の各シリーズに特徴的なのは、どれも他の作家との共作だということで(歌う船とドーナも一作目はマキャフリイの単独作品だが、二作目以降は他作家との共作)、これに関しては賛否両論があると思うのだが、少なくとも各作品ごとに共作者の作品の特徴が盛り込まれ、バラエティにあふれた世界が展開していることだけは認めるべきだろう。何にせよ、この共作体勢が続く限り、マキャフリイ作品が今後も続々と点数を増やしていくことは間違いない(なにせ単独でも毎年一~二作は発表してることでもあるし)。
 さて、まずプラネット・パイレーツの三部作だが、これは恐竜惑星二部作の事実上の続編と考えていい。このシリーズは恐竜惑星二部作の最後で、生存者たちを救助したサシナクという女性軍人を主人公に、宇宙を荒し回る惑星海賊との戦いを描いた作品で、二巻目の"The Death of Sleep"から恐竜惑星の登場人物ランジーたちを加えて、恐竜惑星の後日談としての体裁をとることになる。共作者はエリザベス・ムーン(一、三作目)とジュディ・リン・ナイ(二作目)。
 次に、ドーナ・シリーズであるが、こちらは猫に似た異星人(でも、やっぱりというか何というか直立二足歩行なんだけどね。C・J・チェリイのチャヌアといい、どうしてあちらの人は猫型宇宙人ってのがこんなに好きなんだろう)の住む惑星に植民した地球人たちが、彼らとの共存の道を探っていく様を描いた作品。マキャフリイの作品に完全な異星人が登場するのは珍しいので、そういう点でも独特のシリーズだと言える。共作者はジュディ・リン・ナイである。
 最後のパワー三部作は、『治療者の戦争』でネビュラ賞を受賞したエリザベス・アン・スカボローとの合作で、謎の力を秘めた氷の惑星にやってきた主人公の冒険を描いている。主人公が負傷が元で退役した元軍人の女性であることや、舞台となる氷に覆われた極寒の惑星の描写、テーマとして”癒し”が大きな比重を占めていることなど、共作者のスカボローの特徴が大きく出ているあたりがおもしろい(スカボローはアラスカに住んでいたことがある)。
 ところで読者諸氏は、こうした一連のマキャフリイのシリーズが、お互い同士の間にも関連性があるように思ったことはないだろうか。先に述べた恐竜惑星とプラネット・パイレーツや、クリスタル・シンガーと歌う船のように(クリスタル・シンガーの世界にはB-B船が登場し、歌う船ヘルヴァについての言及も為されている)、そしてペガサスとローワンの世界の様に、明らかに同じ世界を舞台にしたシリーズがあるだけでなく、その他のシリーズの間でも同じ様な組織名や用語が出てきて、すべてのシリーズが同じ世界を舞台にしているように、少なくとも筆者は感じていたのである(そうした用語には、例えば生命既存惑星連邦[FSP]であるとか、中央諸世界[セントラル・ワールド]等がある)。
 そこで今回、各シリーズ間の関係をはっきりさせようと、筆者はおそるおそるマキャフリイ本人に電子メイルで質問を送ったのだが、すぐさま返ってきたマキャフリイの返事には意外な答が書いてあった。
 すなわち、マキャフリイ曰く、
「私は、全ての作品を一つの世界に収めてしまおうとしたことは一度もありません。そういう風に”見えてしまう”のは、私がいくつかの同じ用語を使い回しているからです。だって、本を書くたび、同じようなものを指すのにいちいち違う言葉を考えてたら面倒でしょ」
 だそうなのである。これには筆者はひっくり返ってしまった。なにせ、けっこう真剣に各シリーズの共通点調べをしていたものだから(全部、徒労だったわけ。ああ)。
 ただ、このマキャフリイの言葉を字義どおりに受けとめたものかは疑問が残る。各シリーズの今後の自由な展開を考え、それを束縛する要素となるような規定を設けてしまわないように、わざと各シリーズの関連性を否定しているようにも思えるからだ。こうしておけば、例えばパーンの人々が宇宙に出たとき、そこが歌う船のB-B船の飛び交う世界か、それとも超能力者たちが瞬間移動させてくれるローワンの世界か、はたまた全く違う新しい世界なのかは、実際にそういった作品を書くときに決められるという次第で、それまでは選択の余地が残っているわけだ。
 まあ、そのへんの真偽はともかく、筆者のオタクな推察などおかまいなしに、マキャフリイはエネルギッシュに新たな作品を産み続けているのは間違いなく、まだまだ当分の間、ファンたちは喜びの声を上げて新刊に群がることだろう(とかって他人事みたいに言ってないで、早くパワー三部作の最終巻、洋書屋で買ってこよっと)。

《後記》
 よく考えたら、全く面識もないのに、マキャフリイ本人にいきなりメールするとか、若かったとはいえ我ながら無茶やってんなあ(笑)。

【本文はここでおしまいです。内容を気に入っていただけたなら、投げ銭に100円玉を放ってるところをイメージしつつ、購入ボタンを押してやっていただけると、すごく嬉しいです。よろしく~】

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?