お絵描き記録 234日目
その昔「機動戦艦ナデシコ」というTVアニメがありまして。TV放送の後に劇場版があったんですよ。この劇場版、大好きなんですよね。今調べたら1998年の夏に「スレイヤーズごうじゃす」との同時上映だったようで。
これまで紙と鉛筆で絵を書いていたのですが、そろそろデジタルでも描いてみたいなと思ってたところなので、電子の妖精ホシノ・ルリから入ってみようかと。
ルリルリの画像はいっぱいありますが、私の中では今回描いたカットがとても印象に残ってるんですよね。元絵は「ホシノ・ルリ 劇場版 ポスター」とかで検索するとHITしますが、おそらく先に交通安全のポスターが出てくるかと思います。何かの素材が交通安全のポスターに採用された、という経緯だったような記憶が。
で、描き始めてから気づくのですがとっても大変な素材を選んでしまったなと。もっと簡単なやつを選べばよかったなと。書き込み量がすごかった。。。
8/25に「液タブチャレンジ」を開始したものの、完成したのが9/1だったので8日間かかったのかと。(1日あたり2時間くらいだったかな)
下書き
まずは下書き大事。とにかく下書き大事。って言われるじゃないですか。この段階で全体像を掴んでおきたい。私にとってはこの「斜め下からのアオリ画角」がとっても難しかったです。「ルリルリがシート越しに振り返ってる感じ」がなかなか出なかった。。。今見直しても、もう少し頭はシートにもたれかかったほうが良かったかなとか。
ここまでは「鉛筆」とそんなに変わらない使い心地です。液タブだから難しい、っていうわけでもなく、慣れてくれば鉛筆と同じ感じで描けました。デッサンするときに「鉛筆で描いてこすってぼかす」みたいなのは実際の鉛筆のほうがいい感じになりそう。(実際はそういうツールもあるのだろうけど使いこなせていない)
線画
これが難しい。普段は鉛筆なので「ササっと何本か線引いて、そのままでいいや」で終わらせちゃってたのですが、アニメ塗りするには線画として一本の線にしないとならない。ご覧の通り線の太さが揃ってないのと、先の入りと抜きがいまいち。ここは完全に練習不足。どのツールにGペンとか丸ペンとかいろいろ用意されてるのですが、自分が描きやすいやつを見つけないと。
ベース色を塗る
線画ができたらあとは「塗り絵」の感覚でした。自分で色を考えたら全然ダメダメな配色になりそうですが、このパートは元画像から色を拾えるのでとても便利だなーと。色を塗りながら「あれ、ここの線てなんだっけ?」が何回もありました。何を描いてるのか把握せずになんとなく線引いてるってことですね。。。
影、ハイライトをつけて完成!
みてみて。こうなると急にかっこよく見えません?影付けってすごい効果。。。平面が急に立体的になるのすごい。
影とハイライトをつける前後で比較してみました。うわー、全然違う。
そしてこの工程にものすごく時間がかかりました。。。「この絵を描こう」って思ったときは認識してなかったのですが
ベースの色
1影
2影
ハイライト
っていう塗り分けだったんですよね、、、そりゃポスターだもんね。描き込みすごいよね。(通常のアニメってベース色と1影くらい)
今回はこれで完成とします!楽しかった!
デジタルでの感想
とにかく「やり直し」がすぐできるのが嬉しい。
部分的に切り取って、位置、角度、大きさを変えられるのが便利。
上にも描きましたが、色塗り→影付け したときに立体感がでるのが楽しい。
ブログに画像を上げるのが楽ちん。これまでは紙に書いたものを写真に撮ってトリミングして、、、みたいな手作業をしてたので。
改善点
レイヤーを使えていない
これ、大事。ホントは「顔」「髪」「体」ごとにレイヤー分けしてみようと思ったのですが、今回は「下書き」「線画」「色」「影ハイライト」の4つで処理しちゃいました。なので細かい修正のときに意図しないところも消しちゃうこともありました。レイヤーてデジタルの大きな特徴だと思うのでここをうまく使いたい。
左手デバイスでのツールの切り替え
左手デバイスとして「CLIP STUDIO TABMATE」を使っているのですが、ほぼデフォルト設定のままなので、カスタマイズしたらもっと効率よくなるはず。
うん、デジタルも楽しい。
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