疾風怒濤⑨ RCEPの締結

さかい学です。
この一年間さまざまな政策の”実現”に内閣官房副長官として携わって来ることができました。
実現した政策をご紹介し、これからやるべき政策についての更なるご意見をいただくための連載9回目です。

■ RCEP(アールセップ)の締結
世界のGDPや人口の3割を占める規模の大型自由貿易圏、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)協定に参加。中国などを取り込んだ自由で公正な経済秩序の形成に向けた一歩を踏み出しました。
※我が国経済と国民生活は、国際貿易無しには成り立ちません。貿易のルールを我が国に有利なものとするべく様々な取り組みが行なわれてきました。この度のRCEPの締結は地理的にも近接する地域内の各国間の貿易を促進する良い内容の協定になりました。
一部、中国が入っていることで日本経済が蝕まれるのではないかと心配するお声も聞かれましたが、むしろ「RCEPに中国を取り込むことが出来た」ことに意味があります。
自由で公正なルールが明文で定められた協定に、当事国は縛られます。今後、協定が発効されていく中でしっかりとルールが守られ貿易が促進されるかどうか、当局には注視をしながら取り組んでいただければと考えています。
政府へのご意見ご要望をお気軽にお寄せ下さい。→ https://bit.ly/38WinQi(匿名で送れます。)
(スタッフL)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?