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靴下を履いて冷えの予防をしたら逆子は治りやすくなる?

みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。
今回は「靴下と逆子の関係」についてお話しします。Instagramでこんな質問をいただきました。


この質問にお答えします。

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逆子は靴下を履いたら治る?

靴下を履いても逆子は治らない

靴下を履いても逆子は治りません。なぜなら、そもそも逆子の原因は冷えではないからです。逆子の原因が冷えだから、冷えないようにすれば逆子が治りやすくなるという考え方で靴下を履く人が多いです。ですが、逆子の原因は冷えではありません。

逆子が治らない多くの原因

それは以下の2つです。

  1. 胎動が少ない

  2. お腹のスペースが少ない

これらが起きるから逆子が治りにくくなります。

①胎動が少ないと逆子は治らない

胎動があるから胎児は回転します。胎動がなければ胎児は回転できません。回転できなければ逆子は治りません。だから、胎動が少ないと逆子は治りにくくなります。

逆子だから胎動が少ない?

逆子の妊婦さんの多くは「逆子になってから胎動が減った。」と言いますが、そうではありません。胎動が少ないから逆子のままになります。逆子の妊婦さんでも胎動がある人もいます。

②お腹のスペースが少ないと逆子は治らない

胎動があってもお腹にスペースがなければ回ることができません。なので、お腹にスペースがないと逆子は治りにくくなります。スペースがないというのは子宮の血流が硬く子宮が伸びにくかったり、お腹が張りやすく子宮が強く収縮しやすいとスペースが減ってしまいます。

靴下を履いても逆子が治らない理由

靴下を履いても足は温まらない。

逆子の原因は冷えではありませんが、冷えると胎動やスペースが減りやすくなります。なので、なるべく温かいほうがいいです。ですが、靴下は温めるものではありません。保温をするものです。

キンキンに冷えた水を保温ポットに入れたら?

温まりません。なぜなら、保温をしているだけだからです。靴下も同じです。だから、靴下を履いても温まりません。ですが、最近ではヒートテックのような体から常に蒸発する水分に反応して発熱するものもあります。そういったものであれば温まります。

温めれば逆子は治る?

じゃあ、発熱素材の靴下を履いていれば治るのかというとそうでもありません。暑いのに無理に履いて温めようとすれば、妊婦さんはストレスを感じます。ストレスを感じれば胎動は減ります。無理に温める必要はありません。寒いならちゃんと防寒するべきで、暑いなら涼しくするべきです。

靴下ではなく妊婦さんの体調を気にすると逆子は治りやすくなる。

妊婦さんの体調管理が大切

妊婦さんの体調が良い状態であれば逆子は治りやすくなります。真夏の暑い中、厚着をしたら熱中症になり不調をきたします。逆子も同じです。無理して温めようと暑いのに腹巻きをしたり靴下を厚くしたりすれば、不調をきたしてしまいます。無理のないように体調管理をしてください。

逆子のためにも妊娠生活のためにも

無理にストレスを与えれば後期つわりにもなりやすくなります。より快適な妊娠生活のためにも無理はしないようにしてください。もちろん、冷やして良いというわけではありません。暑いなら涼しく、寒いなら温めるようにしてください。

靴下以外で逆子を治すために

鍼灸とセルフケアがオススメです。それについてはYouTubeで話しているので、気になる方は見てみてください。


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