吾輩は1歳児の父である。育児はしていない。
いや ありていに言うと育児してるから怒らないで下さいごめんなさい。あ、でも育児書は時々しか見てないです←コラ
twitter界隈を見てると、「男性が女性に育児家事を丸投げしてる」と批難された内容を見ますが、私の住んでいる近所では、よくパパさんが子供を抱っこしてたりベビーカーを押していたりする姿を見るのですが…違うんかいな?
で、「何故 世の女性に喧嘩売るようなタイトルにしたんだい?」という回答ですが、
自分がしているのは「育児」じゃなくて、
「この子の毎日をサポートしてるだけ」
と思います。
「この子を病院に連れていく為には10時のバスに間に合わせないといけない!! なのに着替えに全然言う事聞いてくれない!!」
と思うとひとりでイライラしてしまいますが、
よくよく子どもを見てるといつも通りのペースで遊びながら着替えてるだけだったり。
「子どもを育てる」と思うと親が主役になって、責任が重たいですが
「あくまで子どもが自分で成長していくのを、横でサポートしているのだ」と思うと、ちょっと肩が軽くなりませんか?バス1こ遅くても良いじゃないですか。
家事も育児も大変です。ごもっともです。私だって首がすわってない子を両手で抱いたまま「これでどうやってミルク作ればいいんじゃい!?」と自分にキレた事もあります。
でも、その時一番大変な人は誰でしょうか?
泣いているこの子ですね
子どもにすれば、どうやってこの不快な状態から良くなればいいのか、自分で分からない。何もかもが分からない。たとえ喉が切れても泣くしかない。
そう思うと、「私よりキツい人が目の前に居るのなら」と、その子の助けになれます。
何故私は子どもの世話をするのか?
理由は沢山あるけれど、理由がひとつも無くてもやるけれど、
あえて挙げるなら
うちの子の泣き方がエグいから(苦笑)
他のお子様はどうか知らないんですが、も~うちの子の泣き方は酷い…1歳になってからは少しマシになりましたが…
「もう、この世界に絶望しきった…なす術がひとつもなくなった…万策尽きた」
とでも言うような感情丸出しの顔で、その場にうちひしがれるように泣きます。(ただミルクの時間なだけなのですが。本人にとってはそれくらいの絶望感なのでしょう)
それが…私と同じ顔をした人間がする訳ですから、手を貸さない訳にはいかないじゃないですか。
「誰にも助けて貰えない」とばかりに悔しさを飲み込みながら、誰に頼る事も出来ず、下を向いて我慢しきれずに泣く。
その姿がまるで、"私自身がストレスをためた時の深層心理"をそのまま具現化したように見えてしまう…
自分のストレスは消せないけど、1歳児のお腹を満たすくらいならできるんじゃないか?という気持ちの連続でこれまでやってきています。
オムツが替えられないパパさんがいるとか
オムツは替えないと、お尻が気持ち悪いですよ?
「違う」?「そうじゃない」?
じゃあ、どういう事なのか?と、とぼけてみたり。
「親がオムツを替えないなら、誰がオムツを替えるんだい?」
ちなみにうちの子は自分では替えないぞ?最近ちょっと自分で脱ぐくらいは出来るけど。
「夫は、なんでもしてくれるんですが、オムツは替えてくれないんです」
というのは、「怪獣と戦ってくれないウルトラマン」というか、「道案内してくれないお巡りさん」というか…
「ええはい、確かに私は警察官ですが道案内はちょっと…。あちらの警察官に頼んで貰っていいですか?」
なんじゃそりゃ?と思いますよね。オムツを替えない親って、そういう事に思えるのですが?
この子にとって、最終防衛ラインは親である自分だと思っています。母親がいるとかいないとか関係なく。いや母親ひとりが最後の砦(とりで)っていうのも大変ですよ。
そう思うと、「イクメン」とか「(妻の)育児を"手伝う"」とか…なんか根本的に「?」と思うのですが。
偉そうな事好き勝手言いましたが、別に自分は家事育児が得意でもないですし、私より家事育児が苦手な人に何か言いたい訳でもないです。
ただ私は、そうせざる得ない状況だと自分で思ってやっているだけです。
このお話が、誰かの参考に もしも なったとするなら 幸いです。
(あと子どもが物心つくくらいになったら、この記事削除します)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?