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鶏肉

焼き鳥は食べないですよね?
ってよく聞かれますが、おいしければ焼き鳥に限らずなんでも食べますよ。

うちも鶏肉は扱っていますが、昨夜、マッキー牧元さんと東京白金のイタリアンで食事していたら、「ほうき鶏はどうしてあんなにおいしいの?」って。

理由を説明しましたが、飼育にめちゃくちゃこだわりがあるとか、誰もが知ってるような銘柄鶏じゃないけど、価格とのバランスもいいですしね。あと、僕がおいしいも思ってるかどうか。売り手として大事なことです。

ほうき鶏の他に、「平かしわ」と「愛農親鶏」も扱ってます。どちらも廃鶏なので硬いですが味があります。木曜日は東京夜市で平かしわの脆皮鶏(ツイピージー)を食べたが、おいしかった。金曜日はマッキー牧元さんと、復活した石黒さんのホロホロ鳥を食べた。シェフが丁寧に焼いてくれて、胸にぐっとくるものがありました。

昨年2月1日に孵化場が鳥インフルエンザに感染して殺処分。親鳥用の小屋を作り、孵卵器を導入し、ヒナが産まれ、ようやく2月に出荷出来るまでに育ちました。

生き物を飼っていると、病気との戦いです。僕は生産者ではないですが、BSEを経験していますし、口蹄疫の影響も受けました。豚も同様にCSF(豚熱)があります。石黒さんはこの一年大変だったと思います。復活したお祝いにホロホロ鳥を久しぶりに食べましたが、おいしかったです。以前よりおいしくなったのでは?と思うほど。

さて、今日はうちのスタッフや若者向けに、というような内容ではないのですが、先日、EXILEのSHOKICHIさんと食事をしました。 SHOKICHIさんは、北海道で牛を飼っているそうで、本名の八木将吉から八将牛(ハチマサギュウ)と名付けたとのこと。

もちろんSHOKICHIさんが牛に餌をやってるわけではなく、プロジェクトとして飼っているということです。この秋に初めて屠畜して肉にするそうです。あまりにも真面目に牛や肉のことを話すので、少しだけ僕もお手伝いする約束をしました。

お会いする前は、芸能人の名前貸しでよくあるパターンかと思っていたのですが、売るところまで視野に入れながら計画されてるところに、本気度を感じました。それにしても謙虚で真っ直ぐな方でした。

こういうネームバリューのある人が、牛に関わってくれると業界も少しは注目されるかも知れないですね。できれば精肉店の映画かドラマでもやってくれれば、若者が興味を示してくれるんじゃないかと、そんな期待もしてしまいます。


ありがとうございます!