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気になれば行動する

投稿の内容とはまったく関係ないが、ハンバーガーを久しく食べていない。ファースフードのハンバーガーは20年以上は食べてないかな。たまに食べたくなるけど、そういうときは知り合いのシェフに頼んで作ってもらう。僕が印象に残っているのは、パリ、ラルケストの良明(伊藤シェフ)が作ってくれたジビーフのハンバーガーと、村井さん(現在、リッツ・カールトン東京の料理長)のハンバーガー、この2つがいまも思い出しては食べたくなる。

南草津駅から京都で新幹線に乗り換えて東京へ。東京駅から2回乗り換えて目的地へ。トータル3時間49分かけて食事に行く。

わざわざそんな遠いところまで行く価値あるの、そんなにおいしいの、と思われますよね。それはね、行かないと分からないんです。クチコミはアテにしていないので、気になった店だから行く、それだけです。

シェフに「いつまで東京ですか」と聞かれることが多いが、この日も食べたらすぐに帰る予定。最終の新幹線に万が一間に合わなければ、寝るだけなので安いホテルを探すことになる。

県外での食事は、取引先の飲食店がほとんどだが、この日は初めてのレストランで取引先でもない。数ヶ月前に食事の席で一緒になり、シェフの料理を食べてみたいと思って予約した。おいしい料理を作る人はだいたい分かります。

メインは仔羊だった。この時期の仔羊だとフランス産だろうなと少し残念な気持ちに。フランス産がよくないということではなく、生産者の顔や背景が見えないものは口にしたくないだけ。シェフと生産者がつながっている食材が僕は好きで、話を聞いてるだけでも楽しい。

使っているすべての食材の生産者とつながることは難しいとしても、牛肉なら僕が生産者の代弁をしますし、ワインならインポーターの方が代弁します。魚でいうところの仲買人の役割です。

シェフから、メニューには仔羊と書いてますが茨城(だったかな)の◯◯さん(名前忘れました)が育てたホゲットですと説明があった。他にもホロホロ鳥や、野菜も含めてすべてシェフが産地まで行って面識のある生産者のものばかり。

料理は、だいこんを抜いた瞬間から始まっています。どこの畑で育っただいこんなのか、僕にとっては大事なことなのです。産地なんかどこでもいい、という人もいます。それぞれの考え方なので、あくまでも「僕は」ということです。

語れない食材や説明できない食材、お客さんの質問に答えられないような食材はおいしさ半減かな。

ありがとうございます!