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繁殖牛ひろゆり

144ヶ月齢の繁殖牛。
宮城登米市の和牛繁殖農家、冨栄さんの牧場から4月4日に出荷され翌日にと畜され、セリにかけられました。セリなので確実に買えるとは限りません。もし、他にこの牛を気に入って競り合ってきたら、あとは値段勝負。僕は仙台の買参権を持っていないので、知人に代理でセリに参加してもらいました。

富栄さんに、出荷団体名と個体識別番号をお聞きして、代理人に買い切る(競り落とす)ように指示。あとはセリが終わるのを待つのみ。

夕方になっても連絡が来ないので、買い負けたのかと心配になったが無事に購入できたとの連絡があり一安心。

そして、繁殖牛「ひろゆり」は東京を経由して先日、サカエヤに入荷してきました。肉質見て驚きました。すぐに富江さんに連絡して、再肥育の期間を聞くと2か月とのとこ。2か月でこんなにサシが入るの?と不思議でしたが、そういう牛を選んだのと、この牛から産まれた子供は、仙台牛として良い成績を収めていたと聞き納得。これぞ血統が成せる技ですね。

それにしても、12歳でこの肉質はすばらしいです。あとは、仙台の藤田くん、松田くんへつなぎます。

ちなみに、巷でよく聞く「牛一頭買い」はデタラメが多く、あー、また余計なこと書きそうになったのでやめておきますが、今回の繁殖牛「ひろゆり」は一頭すべて、僕が手当てした後、仙台へ送り返します。

「ひろゆり」を食べる会が、5月18日(土)19日(日)に開催されます。まだ席はあると思いますので、ご興味ありましたらご一緒しましょう。

ありがとうございます!