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阿蘇のあか牛「草原牛」

橋村さんと服部先生のチャレンジ。牧野で牛を飼う。阿蘇のあか牛「草原牛」。

10年前に、国産飼料だけで育てる近江牛にチャレンジした。サシを入れるための肥育ではないので、格付けはA2とかA3で赤身が多く、その割には価格はA5くらい高くついた。ここに価値を見出せる人は当時少なかった。僕がやってる近江牛は他とはまったく違うものだと力説したところで、消費者からみれば、近江牛は近江牛。おいしくて安けりゃそっちに流れる。一部の料理人からは共感してもらえたが、生産者、僕、料理人の連携は難しかった。僕の人望がなかったのも大きい。

さて、草原牛も僕の気持ちは当時となにも変わらない。そこらへんに流通しているあか牛とはまったくの別物。さらに僕の手当てが入るので、一緒にしてもらっては困る。生意気なこと言ってますが、それくらいプライドもってやっています。

来年は熊本に入っていろいろやりたいと思っています。橋村さん、服部先生のお手伝いをしながら。




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