関屋記念回顧

見れば見るほど変なラップ。

まずはレースラップから行くYO!

12.6-10.9-11.2 34.7 過去平均35.0

11.8-11.5 23.3 過去平均22.84

11.8-10.8-11.5 34.1 過去平均34.24

レースペースで言うならばややスロー。テンのスピードよりも、過去緩んだことのなかった中間の2Fが少し緩んだことで、何というか「ぼくそんな速くないねんけどずーっと止まりませんねん!」的な新潟的な馬達が全滅する結果となった。

そのタイプで一番好走したのはソーグリッタリング。この馬はもう少し距離あった方がいい馬だし、ペース的にも楽に追走できたのが幸いした感じ。今日の結果を見てもバテてなくても上がりのタイムには上限がありそうで、やはり厳しいレースや強制早仕掛けコースに適正がありそう。新潟記念いいんじゃないですかね。

ミッキーグローリーは、ずっと後方からレースを仕掛け上がり32.2と言う馬鹿みたいな末脚で差し切る。ミッキーグローリーの位置とレースラップを比較しながら説明しますね。レースラップってのはその地点を先頭が通過したタイムのことです。

3f通過地点では約2秒後ろの13馬身差、2f通過地点では5馬身差。この時点で8馬身は詰めているから推定10.7。1f通過地点では4馬身差。3馬身詰めているから推定10.65ゴール地点ではおよそ1馬身差をつけてゴール。5馬身差2着比較で速く走っているので10.85。大体こんな推移かなと思います。

加速面11.5→10.6 これはなかなかに優秀で、トップレベルとは言わないまでも反応の良さは伺い知れます。ぼくの知る限り現役最強の緩急を持つ馬はダノンプレミアムで12.0→10.5

トップスピード 10.6は現役トップクラスではありますが、ロードクエストが31.9。ちょっと馬場も考慮した方が良い時計ではないかと思います。ちなみにロードクエストとの着差はシンプルに加速面での差ですね。

持続力 10秒代3連発はなかなかお目にかかれるものではないので、この点に関しては間違いなく現役トップレベル。

10秒代三連発は安田記念のアーモンドアイくらいしか記憶にございません。ただレースラップなどを考慮すると、手放しにアーモンドアイより凄い!ダノンプレミアムより速い!とまでは言えないかなぁと言った感じ。でもこの馬も休み明けですからね。今日見せたパフォーマンスで言うならば、優れた加速性能とトップスピードを持ち、特に持続面では最高レベルの馬である。そんな感じの評価かな。

ミエノサクシードはやっぱりトップスピードと持続性を高いレベルで持ってるんだけど、一緒に出せないってのが問題かなぁ。先に出して行くと最後甘くなるし、追い出しの難しいタイプで今日は相手が悪かったとしか言いようがない。オースミハルカの呪縛から川島君が解き放たれない限りは今後も付いて回るカルマなのかもしれない(スピリチュアル回顧)

ロシュフォールは、追走で脚使って終了。かと言ってミッキーを超えるトップスピードも見せてないからやっぱりマイルは忙しい。新潟記念で人気落ちてください。お願いします。なんでもしますからぁーーーー!!!!

その他はだいたい事前に言うてた通りで、ディメンシオンなんかは道中緩んだのが幸いした形だからあまり評価できない。でもここでこれだけ走れたのは、中央のリステッドくらいなら勝てるレースは多そう。

え?ケイデンスコール??全然足りない言うてたじゃないですかー。やだなー。

ペース速くて道中緩んで前がバテると言うレース条件で輝くタイプで、結局この距離このクラスではトップスピードが足りないんじゃないかなと思う。府中がええんだろうなぁとは思いますが、まぁまだ3歳ですからね。今後に期待でしょう。案外距離伸びた方がそんなレース増えるし、毎日王冠なんか面白いんじゃないですかね?


まぁ回顧としてはこんな感じですー。

先週は◎が4頭中3勝!馬券の軸にってタイプを選んでるつもりなので出来過ぎではございましたが、北九州記念も当てて小倉の申し子の名を欲しいままに出来るようがんばりますー!

ご拝読ありがとうございましたー^ ^

アナログ手作業で自らの予想時間も削りつつ書いちょるんですぅ。お!ええこと言うやん!!とか、あんたのおかげでええ馬券取れたわ!!って時にはサポートしていただけると嬉しくて嬉しくて震えますぅぅぅ!!!