声のないお店
「ミーツ。ザ。福祉」という、障がいのある人もない人も一緒になって楽しめる場をつくろうという想いがコンセプトのフェス企画の1つ「声のないお店」に満太郎が関わらせてもらった。
僕らは、聴覚障がいの方がスタッフをされるサポート役。
お話をいただいた時に、満太郎が関わらせてもらうことで、僕やスタッフにも色々な気付きがあるはず!と即答で引き受けさせてもらった。
いや~、終わってみて、関わらせてもらってよかったなぁと心から思っている。
ここ数年、感動で泣きそうなることなんて、映画や漫画を見るとき以外は、なかったけれど、、、(笑)
久しぶりにリアルに感動で込み上げてくるものがあったなぁ。
普段は活気のある酒場の店内。
イベント中は、人が沢山いてるのに、シーンと静まり返る店内。緊張感があったなぁ。
手話も使ったらあかん。口パクもだめ。
なかなか、難しいシチュエーションやけど、オーダーはしっかり通ってきた。
お茶だけで3種類あるけど、しっかり、それぞれのオーダーがあったもんなぁ。キッチン作業に必死やったから、あまり見られへんかったけど、すごいことよね。
イベント中は、無音だったけど、沢山の方の笑顔を見ることができた。
めちゃくちゃええ雰囲気やった。
企画者の聴覚障がい者の方から教わった。
『尼崎市に1,700人ほどの聴覚障がい者がいるにも関わらず、手話が使えるのは、その10分の1程度。けど、手話がなくても、通じたいという気持ちさえあれば、意志は通じ合えるいうことを理解してもらいたい。』
そうなんよね。
相手の目を見て「相手に伝えたい。相手の意図をくみ取りたい」をという意識があれば、言葉で会話が出来なくてもコミュニケーションは取れる。
そして、笑顔になれる。このイベントを通じて、改めて身に染みた。
聞こえる人同士で会話ができても、、、。
「〇〇って指示したから、通じているやろ」
「〇〇って聞いたから」のつもりで、気持ちが伝わっていないことなんて、ザラにある。スタッフ同士のやりとり、接客中のやりとりでもね。相手の気持ちになることができなかったら、言葉があろうが、コミュニケーションは成立せえへんねん。
イベント終了後のうちのスタッフの感想を聞いていても、そういうことをしっかりと感じてくれた様子。
これから満太郎をもっとええ店にするために、僕も含めてスタッフが成長するために、本当に関わらせてもらってよかった。感謝しかない。
コレからの満太郎スタッフ。
アイコンタンクトの意識がより一層高まりそうやなぁ(笑)
ヒロ、華が出てきたなぁ。
近藤マネージャー、店のSNS発信ありがとね!
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