#5.『はじめての動物病院』 けじそんゲーム実況
このnoteは、人を尊重できるようになっていくために「決断・実行・尊重ゲーム」、略して「けじそんゲーム」に本気で取り組み、その内容を実況をするようにnoteを50日間書くことにしました。
今日で5日目。
今日のけじそんゲームは、こちら↓↓
【はじめての動物病院】
1年前くらいから、ハムスターを飼っている。
正直なところ、動物を飼うことに前向きではなかったので、妻と娘が飼いたいというから、飼っている。
というのが、本音だった。
動物を飼えば、大変なのは目に見えている。
餌をやったり、餌代がかかったり、掃除をしたり、旅行に行きにくかったり、病気になったら病院に連れて行ったり、保険は使えないから自費診療だろうし。
なにより、亡くなったら、きっとすごく悲しいだろう。
そんな風に思っていたのだ。
大変なことばかりで、自分から動物を飼うなんて、そんな大変な選択をわざわざしようとは思わなかったのだ。
子どもを育てることと、きっと似ている。
生き物を飼うとは、そういうことだと思う。
その責任を自分から進んでは取りにいけなかった。
けど、妻と娘は、その僕の心配をよそに、「ハム、かわいー」と幸せそうだ。
その姿を見ていると、自分も満更でもない感じもしていた。
そんな中、ハムスターがいつもと違い、片目が赤くなっていた。
明らかに、何かの病気だと分かる。
妻が土曜日に連れて行こうか、けど土曜日まで時間があるしと悩んでいたので、
今日は時間の調整ができる日だったこともあり、動物病院に連れていくことを、自分から声を出して提案した。
本当は、悩みもした。仕事したいなぁ。
どこかで動物を飼うとこうなるって分かっていただろうに。とか、いろんな思いが浮かびもした。
けど、動物病院に連れていくことを選択した。
人生で初めての動物病院だ。
こんな経験もしてみるといいかもな、そんな風にも思ったのだ。
そして、連れて行くと、ハムスターがたまにかかる結膜炎とのことだった。
点眼すると良くなるよ、と。
で、獣医さんが点眼しようと、ハムスターに触ろうとすると、全然逃げてばかりで、しまいにはハムスターが叫ぶように声を出すこともあった。
「こんなに人慣れしていないハムスターは初めてだ」と獣医さんが話していた。
それを聞いて、
我が家では、ハムスターには、手で触ることは、ほとんどしていない。
最初は、妻や娘が撫でたり、触ろうとしていたが、
僕がネットで調べたところ、触るとストレスになって、寿命が縮むこともあるというのを見つけて、「あんまり触らない方がいいみたいだよ」と伝えて、触らない方針になったのだ。
けれど、獣医さんの話っぷりからすると、他のハムスターはもっと人に慣れているようだ。触ることにも慣れていたりするということだ。
もちろん、これは、どんな風に育てても、それは自由だろう。
ただ、動物を飼うのも、子どもを育てるのも、同じ要素があると思っている自分からすると、この子育て、ハムスター育ては、僕の方針がすごく影響していると思った。
なるべく、ストレスをかけないように。
ストレスは、かけないかもしれないけど、幸せ度は減るのではないか、そんな風に思った。
僕の子育ても、娘に対して、なるべくストレスをかけたくないと思ってしまいがちだ。一般的にみると、おそらく過保護だ。
これは、本当の意味で、娘のためになっているのだろうか、そんな風に、今回の動物病院での出来事で思った。
ハムスターのことを、本当に心配していた妻は、ハムスターに対して愛着を持っている。それだけ、真剣に考えているからだ。
「かわいい」という、動物への愛着、ポジティブな感情を得るために、大変さも請け負う覚悟をしっかり持っているのだ。
その妻の姿勢は、子育てにも表れている。
子育てへの覚悟が妻にはあり、僕にはないのだ。
妻が覚悟してくれていることで、いま、子育てができていることに、改めて気づいた。
ハムスターを動物病院に連れていくということを『決断』して、連れて行くという『実行』をしたことで、妻のハムスターを育てることの姿勢から、子育てへの姿勢や覚悟を持っているからこその大変さに気づき、妻に対して『尊重』していきたいと思った。
そして、子育てをしていく中で、子どもを信じて任せること、子どもを対等に人として見て、子どもの選択を尊重するということ、それをしている身近な母親経験のある仲間に対して、改めて、敬意を感じた。
動物を飼っている人、子育てをしている人たちへに対して、その大変さを少し実感して、少しだけ前より尊重していけるようになった気がする。
自分も、少しずつやっていきたいと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも、いろんな『決断・実行・尊重』したことを書いていこうと思います。
よかったら、また見てみてくださいね🍀
SAKAMO / 坂本岳之
読んでいただきありがとうございます。もし心に残る言葉があれば、サポートしていただけると嬉しいです。今後も応援を励みに書いていきます。