相手に頑張りを求めてしまう(46/100)
仕事をしていて、つい同僚、後輩、仲間に「もっと頑張れよ」と思ってしまうことはないでしょうか。
無意識に、相手に求めてしまう、押し付けてしまうことってあると思うのです。
僕は、よくありました。
過去形ではなく、現在進行形でもよくあります。
気づかないうちに、『自分と同じように頑張ってほしい』と思ってしまい
頑張らないその人を好きになれない自分がいるのです。
そんな自分を変えたいけど、なかなか変えれない。
このような悩みをセッションでも扱うことがよくあります。
しょうがないと思おうとしても、たびたび起きると、かなり我慢することにエネルギーを使ってしまうのです。
相手に、「もっと頑張って欲しい」、そう思うのは、どういう時でしょうか。
過去に同じような状況で、自分は頑張ってきたという自負がある時だったりします。
頑張ってきたのは良いことな気がするのに、
なぜか相手に頑張りを求めるのは悪いことな気が少しするのです。
何かが、ちょっとおかしい。
頑張ってきたのは、とても良いことです。
その頑張りがあったから、今があるわけだし、
いろんな経験ができて、技術やスキルも身についたのも
その頑張りがあったからです。
けど、もうちょっとその当時のことを思い出してみましょう。
頑張ってきたという記憶があるということは、
めっちゃ楽で、楽しくて、ハッピーって感じではなかったのではないでしょうか。
きっと
大変だけど、やりたいことのためにとか、仕事のためだからとか
お金のために仕方なくとか
本当は、嫌だったり、苦しかったり、しんどかったり
そういう気持ちがあったにも関わらず
自分の気持ちを、自分の感情を
我慢して、押し殺して、頑張ってきたんだと思います。
ここがけっこうポイントになります。
相手に、頑張りを求めるのは、良いのですが
相手に、気持ちや感情を我慢しろ、押し殺せとは言いたくないはずなのです。
だって、自分は苦しかったはずだから。
本当はしなくて済むなら、我慢をしたくなかったはずだから。
相手にも強いたり、我慢させたりしたくないはずです。
そのためには、
当時の自分の感情や気持ちを丁寧に見てあげることから
始めるといいかもしれません。
その時は辛かったよね、よく頑張ったよね。
そんな風に、当時のあなた自身の感情に、共感してあげてください。
その当時、誰にもわかってもらえなかったかもしれません。
けど、今のあなたがその当時のあなたの気持ちを分かってあげるだけでも
ずいぶん違うのです。
もし、その辛さや苦しさを丁寧にみてあげると
苦しいことや辛いことに取り組むのには、少し時間がかかるよね
びびってしまうよね
その気持ちが分かるようになってきます。
相手の行動がゆっくりでも少し待てるようになるのです。
相手のペースに任せることができたり
頑張る以外の方法や仕組みを考えることが
できるようになることもあるのです。
不思議なことに。
そして、「もっと頑張れよ」という無言のメッセージがなくなることで、
自然と相手も行動できるようになることもあるのです。
仕事だから、感情を押し殺して頑張れよ、ではなく
仕事だとしても、おっくうな気持ちあるよね、という気持ちを分かってもらえていると、相手が思うと行動しやすくなることもあるのです。
押してダメなら、引いてみろ、ではないですが
相手を押すのではなく、自分を開いてみると
相手を押さなくても、動くことがあったりするのです。
ということで
もし相手に求めたり、押し付けたりすることがあったときは、
過去の自分の気持ちを丁寧にみて、共感してあげるというのもありかもしれません。
というお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまたー
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