「小さな幸せ」と「刺激」(51/100)
長野に移住してきて
内面の幸せや、小さな幸せを感じることが多い。
用事があって
ひさしぶりに都会に出てきて、刺激を感じた。
せっかく普段と違う場所に来たから、
何かいつもと違うものを買ったりしようと思い立った。
これといって欲しいものが見当たらなかった。
そもそも、これが欲しいと思って来てないから
そこにあるものの中から欲しいと思おうとしても
そうは思えなかったのかもしれない。
自分が欲しいものはすぐには思い浮かばなかったので
せっかくだから、家族にお土産を買って帰ろうと思った。
妻に何か買って帰りたいな。
そう思い、お店をまわった。
妻が前に
「たまには、バッグや時計をプレゼントしてくれたっていいんだよ。」
そんな風に言っていたことを思い出し
何か素敵な感じの物がないかなーと探したが
これだー!という物がない。
高価な物を何かプレゼントしたいなって
思ったりはする。
けど、僕はどこかで、思ってしまっている。
刺激は、一時的なもので、すぐに心は満たされなくなる。
高価な物や、日常と違う刺激、そういう非日常は確かに刺激的だ。
けど、刺激は心を満たしはしない。
心にたまらず、こぼれ落ちていってしまう。
形や種類を変えて、もっと欲しくなってしまうのだ。
足りない、もっと欲しい、が繰り返されていく。
結局、いろんなお店を回ってみたものの、これといったものは見つからなかった。僕の目には入らなかったのだ。
単に、僕が妻の好みをあまり分かっていないだけの話でも
ある気がする。
今度、どんな物が好みか、一緒に選びに来たいな、そう思いお店を後にした。
少し歩いていると
美味しそうなフルーツケーキ屋さんがあった。
前に、家族で話をしていた時に
娘がマンゴーを食べたことがないという話をしていたことを思い出した。
みんなで今日の夕飯のデザートにマンゴーのケーキが食卓に並び
楽しく笑い合っている姿がイメージできた。
そんなに高くはない、ケーキを買った。
保冷剤をたくさん入れてもらい
1時間の電車に揺られながら
ケーキの形を崩さないよう慎重に持って帰る。
家に到着し、冷蔵庫にしまった。
大きな変化、非日常、刺激ではなく
いつもの日常に小さな変化、小さな幸せを選んでいた。
ということで
買い物から、刺激と小さな幸せについて考えたお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたー
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