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#08.『塩カルを買いに行く』 けじそんゲーム

このnoteは、人を尊重できるようになっていくために「決断・実行・尊重ゲーム」、略して「けじそんゲーム」に本気で取り組み、その内容を実況をするようにnoteを50日間書くことにしました。

今日で8日目。

今日のけじそんゲームは、こちら↓↓

【塩カルを買いに行く】


今日は、ひさしぶりに雪が降った。

そして、明日の朝は、−9℃の予想だ。

家の前や駐車場が凍ってしまわないように、塩カルをまいておかないといけないが、あと少ししか残ってない。しかも予備もない。


昼に家族で買い物に行ったときに買おうねと言っていたのに、忘れてしまったのが悔やまれる。


塩カルというのは、塩化カルシウムのことで、凍結防止用に、道などに撒かれたりしているものだ。

雪国では馴染みがある人もいるかもしれないが、冬の道路に巻かれている白い丸い粒々だ。

こんな感じのものだ↓↓


肥料のように、大きな袋に入っていて、売られているのを何となく知っていたから、家族みんなで買い物に行ったときに買っておきたかったのだが、買い忘れたのだから仕方ない。

買いに行くことを決め、「買ってくるよ」と妻に伝えた。

本当は、重いだろうから、できれば避けたい買い物だったのだが、

妻は今日ひさしぶりに美容院に行った日でもあり、明日も仕事でもあり、少し休みを満喫してもらいたい、そんな思いもあって、買い物に行くことを決めたのだ。

そして、いざホームセンターに行くと、

塩カル売り場には、様々なタイプのものが売っていた。

種類が違うものもあれば、容量が違うものまで。

だいたいこんなサイズと価格だった。

5kg:800円
10kg:1500円
25kg:2500円

何も迷うことなく、5kgを2個、カートの買い物カゴに入れた。

小さいサイズのものが売っていて、本当に嬉しかった。


普通に考えたら、これからもたくさん使うだろうから、25kgが断然お得なのに、1番小さいサイズを買ったのだ。

いま僕は、ちょっと前にギックリ腰なり、その後も腰が痛いのが続いていて、重いものが持てないのだ。


5kgでも、正直なところギリギリだったのだが、何とか持てるくらいには回復した。
けれど、10kgは、想像するだけで、腰が痛くなるのが目にうかぶ。

25kgなんて、絶叫しそうだ、しばらくまた寝たきりになるのが確実だ。

そんなわけで、5kgにした。これからも使うだろうから、2個にしたわけだ。


これは、単なる買い物の話なのだが、

ちゃんと5kg、10kg、25kgとサイズが分かれているのが、とてもありがたかったのだ。
このサイズ分けには、きっといろんな理由があるだろう。

そんなに量はいらないというニーズがある人もいれば
安い方がいいというニーズで大容量で低価格でというもの

これは、ニーズが、安いから買うではないということだ。
当たり前なのだが、自分は今、個人で事業をしている。
そうすると、ついつい高いから買われないのではないのか、もっと安くしないといけないのではないか、そんな風に頭に浮かぶことがあるのだ。

けれど、今回、自分がこの塩カルを買うときに、迷うことなく、一番割高のものを買った。

しかも、高くても、軽いものがあることに、喜びがあったくらいだったのだ。

サイズを分けて販売してくれている販売者に感謝したのだ。

これは、一つのサイズだけにした方が、工程や手間はかからないはずだ。
けど、その手間をかけて、いくつもの商品を販売しようとしてくれていることを決めてくれた人に対して尊敬の念を抱いたのだ。

今回の塩カルを買いに行くと『決断』して、ホームセンターに買いに行くという『実行』をしたことで、塩カルを製造している業者や販売してくれているホームセンター、さらには、ホームセンターにあるカートを発明した人などにも敬意を抱いた。

そして、これまで僕はいろんな商品を人生の中で買ってきている。
それは、僕のニーズに合い、僕が選んだように思っていたけれど、その商品を作ってくれた人、その商品を宣伝してくれた人、いろんな人のおかげで購入することができたことに気付いた。

僕は、最近、仲間のサービスも使わせてもらっている、買わせてもらっているが、それはもうどんなに高くても、『買う!』となっているが、それは自分が買うと決めているようで、選択しているようで、

実は、その仲間が僕が買いたいと思うようなサービスを作ってくれていたり、使いたい、買いたいと思えるように見えない努力をしてくれているからだと、改めて気付いた。

僕が、いろんな商品やサービスを買ってきたのは、それを買わせてくれた製造者、創作者、販売者、いろんな人のおかげであることがわかった。

何気なく生活をしていたけれど、直接関係ある人だけでなく、間接的に関わってくれている人、本当に様々な人に対して、尊重していきたい、そんな気持ちを持ったよ。

そして、僕自身も、自分の商品やサービスを、使いたい、買いたいと思えるようなものにするために、もっといろんなことができるのではないか、そんなことも思ったよ。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも、いろんな『決断・実行・尊重』したことを書いていこうと思います。

よかったら、また見てみてくださいね🍀


SAKAMO / 坂本岳之

読んでいただきありがとうございます。もし心に残る言葉があれば、サポートしていただけると嬉しいです。今後も応援を励みに書いていきます。