落合陽一さんのデジタルネイチャーにまつわる動画から情報のまとめ
注目を浴びている落合陽一について動画とHPから情報をまとめ理解を深めるのが本稿の目的です。
落合陽一さんの事をよくわからない人にお勧めします。
情報源は末尾に。
落合陽一2014年7月22日の言葉
コンピュータは人間の予想する力学やアフォーダンスを無視した虚構の関連性を自由に作り出せる道具だと考える.それはリアルとバーチャルの線引きを超えて発想を自由にし,あらゆる虚構はコンピュータの内側に内包され,世界に結果だけ,リアルだけが残るようになる.
過程は関係ない,魔法の哲学
https://twitter.com/ochyai/status/491407638429564928
・落合陽一について
①デジタルネイチャー研究室
「問題解決に挑戦し,人・計算機・自然における新たな文化的価値の創成を目指している。」
光と音に関する技術が得意分野
(落合自信は波動を使えるという言い方をしている。光も音も物理学では波の性質を持つためそれぞれ光波とか音波と呼ばれている)
https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/
②ピクシーダストテクノロジーズ
計算機自然 (デジタルネイチャー) の到来を見据え、魔法のように生活に溶け込むコンピュータ技術を開発する
→音響場を操る技術、見えない空中触覚、空中ディスプレイ等
http://pixiedusttech.com/
*分かりにくかもですがピンセットを離しても浮いています。正確に言うと別の物に掴まれている。
note:
・ダイバーシティ-多様な人材を積極的に活用しようという考え方。
・優位性について-テクノロジーをはずした上で優位性を問うのではなく、今ある技術を実装したもので優位性を問うべき
・触覚のある空中映像は物質と変わらない(プラズマで生成可能)
③人類にとっての「近代」と「現代」を終わらせる。新しい技術インフラの構築。新たな自然観と表現の追及。
コンピューター(ソフト・ハード)技術を用いてコミュニケーションにまつわるインフラを築く。
ソフトウェアと体験価値で勝負する。
④視聴覚の拡張/情報空間をどうやって拡張するか身体機能の補完/身体の自動化遠隔化
どうやってデジタル化するか、どうやって物を作るかそのうえでエンタメをやる
⑤ネジタルネイチャー
ネジタルネイチャー(計算機自然とも)とはコンピューターとコンピューターじゃない物が混ざり合い同質なものと受けいられた新しい自然環境。
ユビキタス時代の後、MRを超えて、人・ボット・物質・バーチャルの区別がつかない世界。コンピューターを人間にとってのミトコンドリアのように星にとってのインフラの様に。
ほぼ自然物と人工物の区別がつかない。コンピュータに直接、直感的に触れる世界になる。
過去と未来の比較の話
中世:あらゆる物の仕組みが分かる(脱魔術化)
未来:仕組みが分からないが結果は出せる魔術のようにみられる(魔術化)
昔は情報が図書館にあった。2000年代はwebやPCにあった。情報量としては物質世界より仮想世界に多くある。
今はブログ、動画、スパコン等多くの情報は仮想世界にある。
今後仮想世界から染み出した情報が物質世界を書き換えていくだろう。
統一的で標準化された世界をいかに多様でパラメータ化された社会になるか。映画の様に画一的な物ではなく眼鏡の様に個別な物を視聴できるようにする。
コンテンツが重要ではなくコンテンツを作るメディア自体がアートになってくる。
中世:個人向け 人の力で実装
近代:大量消費 機械の力で実装
未来:個人向け AIと人の力で実装
ハードは既存の物を流用すれば良い。ハード同士を結合するソフトが大事。
一個の製品を大量生産していた特定の工業製品を目的に応じてソフトウエア的につくりだせる。
妄想を数式に落とし込めると話が意志が統一しやすい。
note:
・マス-大量、多数
・インタラクティブ-双方向的なコミュニケーションが存在していること
・シャオマイゼーション-シャオミ化。あらゆる製品はシャオミ化する。アップルとほぼ同じ物を1/4の価格で販売する
未来について
テクノロジーは何でもいいけど結果と体験が欲しい時代。安価なもの飲まれないのが大事
例:オートクチュール(高級注文服、高級オーダーメイド服)VSプレタポルテ(高級既製服)
あらゆるものが個人向けになる。テクノロジーがそれを実現する。視覚と聴覚が有ればそれで人は結構満足手出来る。
あらゆる考えは20世紀までに考えられている。それを実装化するのがこれからの時代。
人間の心をどれだけ動かす事が出来るか、で評価される時代。
スペシャリストでゼネラリストに。コンピュータでダヴィンチより多くのことができるようになっている
一つの機械で複数の人に同時翻訳する物が未来の物。一人一人が別々の事を見聞き出来る様に計算機が進化する。
その他に勉強になりそうな事を述べられていたのが以下の通り
テクノロジストは世界を書き換えられる唯一の職業
→新しく発明するには深い造詣が必要。ビックリするような欲しくなるような物を作れる能力が必要
→近代的なハードウェアセンスと現代的なソフトウェアセンスが必要。
精神の自由をあらゆる形で発言するのがアーティスト。
note:
・1968年にアンディ・ウォーホル は「未来には、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう」と述べた。
・1970年代には「15分で誰でも有名人になれるだろう」と言い換えた
・理事無碍-理論を考えて物事を成すことに世界は滞りなく進行する
・自自無碍-物事の間に理論を挟まなくても物事は進行する。
まとめてみた感想
・彼の言葉は翻訳する必要がある。
「計算機自然」とかいきなり言われてもぼんやりとしか伝わらないので他の人にも分かりやすい言い方も混ぜてもほしいなぁと思う。
雰囲気分からないからそこで拒絶する人も結構いるんじゃないかな?現代の魔術師と呼ばれるのにネガティブな理由があるような気もする。
新しい文化・価値観は理解出来る人だけでやるっていう事ならそれでもいいと思うけど、多くの人に理解されないとアップデートするスピードが遅くなるんじゃないかな。
もしくはアップデート自体が失敗する。
質をとるかスピードをとるかという事になるかもしれませんが。量の変化が質的変化をもたらすっていう言葉もあるしなぁ。
「日本語で考えない方がいい」という事を述べられていたのでもしかすると別言語で考えて日本語で話すという過程を経ているかもしれません。
それを凄い発想力だと認識してしまっている可能性はあるような。別言語に訳したものを日本語に再翻訳訳すると理解しやすいかも?
・評価について
落合陽一さんは凄い評価されているけどなんでそんなに評価されているのかよくわかりませんでした。
ハードウェアセンスもソフトウェアセンスもある人にはわかるんだろうか?もちろん私にはできない事を実現する実行力は有ると思いますよ。
技術も私には実装する事は全くできそうにないけど業界的にどうすごいのか分からない。有ってもよさそうだけど今まで無かったからやっぱりすごいのかな?技術的な革新があるのか思想的な革新があるのか?思想的には特に目新しい感じは見つけれれなかったです。まぁそうなるかもなーぐらいな感じでした。技術的な知見がないので技術的な点もよく分からず見つけれませんでした。
技術者でもあり思想家でもあるから話が混ざってより分かりにくくなっている感じもある。
知らないことを知る機会も出来ましたので勉強になりました。ソフトウェアの勉強がより必要な時代を経てから魔法の世紀を迎えそうな気がします。
太字にした所は価値を感じた所ですね。
締めは本人の言葉から。
落合陽一2017年10月1日の言葉
ポジションを取れ.批評家になるな.フェアに向き合え.手を動かせ.金を稼げ.画一的な基準を持つな.複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ.あらゆることにトキメキながら,あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ.明日と明後日で考える基準を変え続けろ.
https://twitter.com/ochyai/status/914382673576996864
お疲れ様でした。
情報は以下のページから
最後までお読みいただきありがとうございました。情報が古いため考えが変わっている事が有るかもしれませんが彼の言葉の文脈は多少は分かるかと思います。note初投稿につきお目汚し失礼いたしました。
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