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音声番組のテーマに悩むあなたのための処方箋

こんにちは。音声ポッドキャスト配信×LPwebディレクターの堀内崇です。

何をテーマにすればいいの?

これは古今東西、いつも問われる質問です。ブログ、動画、SNS、インスタグラムなどの画像配信…世の中発信だらけです。
SNSはビジネスで使うのでなければ別に今日のランチでもよいのですが、ビジネスで使うのであればテーマが必ず必要になります。

じゃあ、どんなテーマにすればいいの?って?

ビジネスで使うのであればあなたの専門性がキーになります。あなたが取り扱う内容じゃないことまたはその内容につながらないコンテンツでは全く意味がありません。そこは大原則としておさえましょう。

聴いてもらえるためのテーマ・番組構成2つのポイント

…とはいえ、話すだけでは同じような内容ばかりになるし、そもそもネタが尽きる。さらにリスナーが聴いてもらえるような内容にしないといけないでしょう?

たしかに、そのとおりです。

じゃあ、どんなテーマ構成にしたらよいかというと、一つの方法として

・テーマ×○○
・ベンチマークとなる番組

をもとにして考えます。

テーマ×○○

これは、あなたのビジネステーマと何かを「掛け合わせ」る方法です。手前味噌で恐縮ですが、たとえば中野秀俊さんの『社長の人生を変える法律相談所』ではコントをかけ合わせています。

弁護士の業界ではYouTuberが増えてきています。いろんな演出をしながらエンターテイメント風に演出も様々しています。かくいう中野さんもYouTubeチャンネルをお持ちでして、チャンネル登録者数も4000を超えます。

しかし、音声はYouTubeとは違って、画面が見えません。スライドショーや字幕はありません。
この状態で耳だけでリスターに楽しんでいただくことに欠かせないと考えたのは「コント」です。

コンビの掛け合い・テンポの良さというのは音声にはピッタリ!
内容が面白い・テンポが良い・しかも「あるある」シーンがある…となれば共感する確率がぐっと上がります。

私は迷わずコントを取り入れることを中野さんに提案。私が台本を書いて、収録では一発収録前提でコントの掛け合いをする…最初は手探りではありましたが今やお互いノリノリです(笑)。

法律というとわかりにくい・とっつきにくいイメージが強く、しかもそれを声だけで伝えようとすると力技してもなかなか難しいものです。テーマやターゲットに合わせてカスタマイズして構成することはもちろん、いかにリスナーに楽しんでいただくか、また聴いてみようと思っていただけるか…を突き詰めていくことで、同時に内容も手厚くなっていきます。

ベンチマークとなる番組を探して…

音声配信の番組をゼロから考えるのは正直難しいです。机の上で考えても出てくるものではありません。

結論を先にいうと、「ベンチマークとなる番組」を探しましょう。ということです。

最初に断っておくと、「パクる」わけではありません。表面上のことだけを引用するとパクリになります。たとえば、YouTubeのHIKAKINさんのチャンネルを参考にして、○○KINと名付けたり、ヒューマンビートボックスで「ハローユーチューブ」と言ったり、ゲームの紹介をする…これだと完全にパクリになります。

そうではなく、その中にある「骨組み」といいますか、構成をさんこうにするのです。さきほどのHIKAKINさんの例でいうと

・名付け…○○KINのようにさらっと覚えてもらいやすい4音の文字の名前に

・オープニング…オープニングといえば「これ」といったつかみ

・コンテンツ…内容はターゲットが面白い・発見があると思ってもらえるコンテンツ

にすることなのです。ここが骨組みといいますか、本質に近いところです。

先程の中野さんでいえば

・名付け…某TV番組?でも聞いたことがあるタイトル(著作権はセーフです)

・オープニング…お?ワイドショー?に似ているオープニングテーマ

・コンテンツ…内容はターゲットが面白い(コント)・発見(法律の意外な視点)があると思ってもらえるコンテンツ

に沿って構成しているだけです。
これを定期的に配信し続けることで内容が厚くなり、再生数も増えていきます。

その効果もあってか、ここ一週間で再生数が伸びてきました。

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始めて4ヶ月目になりましたが、再生数・再生人数とも伸びてきているのは本当にうれしいですね!

ベンチマークなる番組はどこから探してきても良いです。リスナーにとって「既視感」ならぬ「既聴感」があるような番組が良いでしょう。

ターゲット層が高齢者層であればNHKラジオやなつかしのラジオ番組でもよいですよね。前回の記事にも紹介しましたがNHKラジオのラジオ深夜便をモチーフにするのであれば

・名付け…「トーク・早朝会」(深夜便のように「早朝会」と略しても十分なタイトル)

・オープニング…深夜便のようなホッとさせるオープニングテーマ

・コンテンツ…内容は落ち着いた語りとともにへぇ〜とか郷愁・なつかしさを感じるような内容

とかでもよいですよね。

考え方の軸だけを変えずにターゲットに合わせてピボットして考えていくだけなのです。

難しく考えずにターゲットに楽しんでいただくこと

何やら難しそう…と思われるかもしれませんが、とにかく最重要のことは「ターゲットになる人達(リスナー)に楽しんでいただくこと」だけです。

学びになる・面白い・笑える・ほのぼのする・心地よくなる…どの印象でもよいのです。ターゲットに合わせて考えて試行錯誤することをおすすめします。

まずは、恐れず、発信をしてみましょう!

おわりに

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