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水民マガジン 夜郎自大サップ 明日から出勤

6連休も あっ  と言う間に終わり 明日から仕事である
毎日 通っている カヌー・クラブ と言うか『場所』は わたしにとって アジールだと思う
色々な 考え 予定 身体 悩みをリセットするために 必要であり こうした場所があることが 大事だと思う
今日 この場所のほとんど全てを造ったオーナーと話をした
昔 ここに 都心から来た人が 
『こんなところに居ると 寂しくないですか?』
と言われて 都会がうるさすぎるんだ と思った という事を言われた
オーナーの言うことは もっともで この場所に 朝 来てみると良い
様々な種類の鳥が 競うように 囀りあっている
夏になると 蝉が鳴き 夕方になると よくわからない虫がなく
風が木々を揺らし 水の音は絶え間なく聞こえ 時に魚が跳ねる音も聞こえる
ここは とにかく饒舌だが 都心は 沈黙が支配している
どんなに 車の音が大きくても どんなに 呼び込みの声が 至るところから聞こえても どんなに 人が行き交う靴音 会話のざわめきがあっても 何も語りかけてくれない

さて サップだが 今日は ちょっと良い事に気づいた
と言っても この話をしても ほとんどの人は ピンと来ないと思う
それを承知で 述べたいと思う

サップでピボット・ターンをする時 時計回りと 反時計回りとがある
右漕ぎの場合 フォワード・ストロークで 反時計回りに回転し リバース・ストロークで時計回りに回転する
わたしは リバース・ストロークの場合 ロー・ブレイスとハイ・ブレイスの2種類を考えている
ユーチューブ動画などを見ると サイド・スタンスで横向きに直立して 背中で水をキャッチしている人が多い
しかし これでは パワーが全く出ない
身体を テールの方にしっかりひねり 上体を後ろに向ける
すると 背なかで水をキャッチするのではなく 身体の横で 水をキャッチできるはずだ
しかも 大腿を支点にして ほとんど漕ぎ手を使うことなく ボードを回転させる事ができる
ハイ・ブレイスは やはり 身体をしっかりとひねり Tグリップを 顎の下で固定して スラロームのバウラダーターンの要領で ボードを回転させる
最初 Tグリップの固定を 額でやっていたが 回転のしやすさを考えると Tグリップの位置は より下の方が良いだろうと思い 顎で固定するのに変えた

で 今日の発見だが ハイ・ブレイスでターンする時 パドルを テールのセンターを乗り越える位置に入れ 身体を のばしながらひねり 回転する時に ひねり戻しを使いつつ のばした身体を縮めるのである
この動作が ブラントと一緒なのだ
ブラントは カヤックのウェーブ技で ウェーブをトップからボトムに落ちるタイミングで 跳ねながらターンをする技である

カヤックで ブラントを練習したい時は この サップの ハイ・ブレイス・ターンの身体の使い方を 覚えて欲しい

この身体の使い方ができるサップ乗りになるのに わたしの場合 3年かかったけど



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