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少年漫画を読んでいた頃

わたしは スイミングで働いているので アラ還のわたしからみて 息子や娘のようなスタッフも多い
ある女性スタッフ(若い)が 重いものを持ち上げる時に
『よっこいしょういち』
と言うのを聞いた
『横井庄一って 知ってるの?』
と聞くと
『ふつう 言いません?』
と言う
いやいやいやいやいや
ふつうは言わんやろ

それから1ヶ月も経たない頃 男性スタッフ(若い 息子と同じぐらい)の1人も
『よっこいしょ〜いち』
と言うのを 目撃した

彼らは知っているのだろうか?
横井庄一さん

おそらくは 重いものを持ち上げる時に 親が思わず 口をついてしまうのだろうと推察する
それを端で聞いていて 移ったのだろう
よっこいしょ ときたら 〜いち とつなげるのは わたしの世代だとデフォだからである

同じような事例で 
『ゆうだけ番長』 
というのがある
これまた 若いスタッフが 口先だけの人の事を『口だけ番長』といったので 思わず指摘しそうになった(やめたけど)
『ゆうだけ番長』の原点は 『夕焼け番長』というテレビ放映もされた少年マンガなのだ
『口だけ番長』では 意味が通らない

横井庄一さんが 28年ぶりに(1972年) グアムのジャングルから帰ってきた
1972年というと わたしは 小学5年である
その時わたしは グアム島 という存在を 初めて知るのだが 少年マガジンの巻頭で 大特集が組まれた
とりわけ 横井さんが隠れ住んでいた 塹壕のような隠れ家の図解に興奮した
いつも 休日になると 工事現場に入って 近所の子たちとつくった 秘密基地(昔はこんなことも やりたい放題だった)のように映ったのだ

その 『少年マガジン』の表紙が ラブピースのスマイル・マークだったように記憶する(裏取りなし)
全部が黄色で デカデカと🙂が笑う表紙は インパクトがあった

昔の少年マンガ誌は これに限らず 社会的 文化的なものも かなり積極的に取り上げていたように思う
そんな中で 雑多な知識を得ることも多かった

黒澤明の『どですかでん』が巻頭特集で取り上げられたこともあったし(わたしはその時 くろ さわあき という人がいるんだと思っていた)豊田喜一郎や ジョン・F・ケネディの伝記が連載されていたこともあった
三島由紀夫が割腹自殺をした時は そのことも取り上げられていた

盆と正月には 1週間ほど親戚のうちに行き そこで「少年マガジン」を固め読みした
記憶にある連載を挙げる(間違っていたらゴメンナサイ)
巨人の星(川崎のぼる)
リュウの道(石森章太郎)
明日のジョー(ちばてつや)
キッカイくん(永井豪)
ほら吹きどんどん(ジョージ秋山)
ワル(影丸穣也)
無用ノ介(さいとうたかお)
スゲ〜

古いマガジンの表紙を見て 追加
天才バカボン(赤塚不二夫)
男おいどん(松本零士)
ジャイアント台風orタイガーマスク(辻なおき)
釘師サブやんor料理人味平(牛次郎 ビッグ錠)
題名不明(谷岡ヤスジ)











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