キャンセルの話

こんにちは、さいとうです。

今日は、最近仕事であった「キャンセル」にまつわる話を綴りたいと思います。

キャンセル【cancel】 の解説
1 [名](スル)売買などの契約を取り消すこと。また、約束・予約を取り消すこと。「購入契約をキャンセルする」「キャンセル待ち」
(引用:goo辞書)

キャンセルって、されるとすごい悲しいですよね。

その状況によって様々な事情があったとしても、やっぱり悲しいは悲しい。

もしこれを読んでいる方の中で、就活をしている学生さんがいらっしゃったら是非とも最後まで読んでいただければなと思います。


弊社のインターンシップの場合

先日、弊社では就活生向けにインターンシップを開催いたしました。
しかし、弊社はインターンシップもオンライン対応もほとんど経験がなく、まずは少人数で開催する形になりました。

参加者募集は予想以上にうまく進み、開催2週間程前には定員いっぱいになっていました。
Zoomを利用するにあたり、リマインドも含めて開催1週間前に学生の皆様へメールをお送りしたのですが...

なんと2名キャンセル

しかも明確なキャンセル理由は分からず...(*_*)
(内1名は「用事が入ったからキャンセルしたい」でした)

直前キャンセル自体は想定の範囲内でしたが、2名はさすがに。
インターンシップの準備をしながら急ピッチで再度募集をかけ、なんとか定員から-1名までは取り戻せたのですが...なかなかのハードスケジュールでした。

これが、大手の有名企業様であれば問題無かっただろうなと思います。
なんてったって会社の地名度だけでお客様(学生)は来てくれるんですから...


今回のキャンセルを受けて、私はふと専門学校時代のクラスメイトを思い出しました。
みんなそれぞれ就職活動を行い、授業がある日にはこの前あそこ行ってきたよ、こんなこと聞かれたよなど、色々と情報共有をしていました。

それをみんな、教室の至る所で話すものですから、全く話したことのないクラスメイトの情報も無意識に耳に入るんですよね。

「来週のインターンシップめんどくさ~い」
「行くのやめようかなぁ」
「どうせ人いっぱい居るだろうし大丈夫でしょ」

流石に当時の私もびっくり。
えっ、参加申込したやつってことだよね...!?と戦慄。

「急用が入ったからキャンセルした」ならまだ分かるのですが、明らかなサボりだったので流石に引きました。しかも来週の話。
特段仲のいい方ではなかったのでその後どうしたのかは不明ですが、中にはこういう人もいるんだ...私はやらんけど...と思っていました。

そして今、採用担当になって学生を迎え入れる側に。
いざ主催側となると、1つ開催するにあたっての準備がどれほど大変なのか、そのイベントに来てくれる学生1人1人がどれほど重要なのか、痛いくらいに分かりました。

だからこそ直前かどうかは関係なく、キャンセルは本当に辛いです。

私の語彙が少ないせいでちょっと強い言い方になってしまうのですが、「自分1人くらい減っても良いでしょ!」は、大半良くないです。
知名度の低いBtoBの中小企業にとって「参加申込1件」はとても嬉しいんです。その分キャンセルされるとめちゃくちゃ心にきます。

あ、勿論本当に外せない用事が入ったとか、冠婚葬祭とかは仕方ありません。
当日になって体調不良とかもあるかと思います。

だからこそ「めんどくさい」だけでキャンセルしてしまうのはもったいないと思うんです。

だってその分、会社の情報を何一つ得られないんですから。

インターンシップや会社説明は、「ネットには無いものを学生さんに提供するコンテンツ」だと思っています。
ネットに載っている情報しか言わない会社はそう無いかと。

イベントでしか分からない会社の雰囲気、社員の立ち居振る舞い。
これも、実際に参加してみないと分からないものです。

興味が湧いた会社なら尚更、積極的に参加をしてみてください。
思いがけないところで良い出会いがあるかもしれませんよ。

以上、さいとうでした。

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