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脳の力を最大限発揮する!

こんにちわ。
最近、暖かくなってきて半袖でも行けるんじゃないかと思ってはいるけど、なかなか勇気がなくて長袖をきてしまう、じゅんです。

今回は脳の使い方についての話です。

『ブレイン・プログラミング』

著者のアラン・ピアーズ、バーバラ・ピアーズはご夫婦であり、講演家・作家であります。そして、ビジネスにおける人間関係を語る第一人者でもあります。今までの著書のうち18冊がベストセラー入りし、そのうち10冊がベストセラー第1位を獲得している、大人気作家であります。

そんな二人が、自分の人生で心から望むものは何かをはっきりさせ、それを手に入れるための方法について書かれたのが「ブレイン・プログラミング」です。

著者によると、人間の脳には、あなたが自分で思い通りにプログラミングできるシステムがあり、それをうまく活用することによって、どこへでも行きたいところに行くことができるというのです。

では、どのように活用していったらよいのでしょうか?

《RASについて知る》

「RAS」という言葉を聞いたことある方は少ないと思います。「RAS」とは何か?

「RAS」がどんなもので、何ができるのか、どう扱うのかを知ることが最も大事なポイントになります。

「RAS」とは、「Reticular Activating System(網様体賦活系)」といいます。体の脳の付け根あたりにある神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きがあります。

匂い以外のすべての神経情報の中継点となっています。

ここでは、外部から入ってくる情報をふるいにかけてあなたにとって必要な情報、不要な情報を分けて優先順位をつけています。

RASは意識層と無意識層のフィルターの役割をしているので、必要な情報はそのまま無意識層に送られます。

私たちは、毎日、脳に送られる情報のうち、99.9999%は知らないうちに消去されています。情報を消去しないと、脳の処理が追い付かずキャパオーバーになり思考停止になるか、異常に反応して神経過敏(ADD,ADHD)になってしまします。
#思考が止まると眠くなる

RASには大事な役割が二つあります。
「GPSシステム」「検索エンジン」です。

【GPSシステムと検索エンジン】

車のカーナビを思い出してください。車で出かけるときには、カーナビに目的地を入れて検索をすると、目的地に到着するまでのルートが検索で出てきますのよね?

いくつか出てきたルートの中から、最適なルートを選んでから出発しますよね。

車でいうカーナビの人生バージョンがRASです。

車の例えからもわかるように、目的地(行き先)が決まっていることがものすごい大事なんですね。だって、目的地(行き先)が決まってないとどこに向かっていいかわからないですからね…

出発しようがないし、ルートを探しようがない。

しかし、どこに行きたいか(目的地)を決めると、RASは自動的に片っ端から情報を集めてルートを検索するようになります。

仕事などで言えば、よく言う「目標」がそれですね。自分の人生での「目標(どうなりたいか)」が決まることでRASが達成までのルート(情報)を教えてくれます。

ただ、カーナビとは違い、地域を入れればいいわけではないので、正確に言葉を選んで意識的に語りかけることが必要になります。

基本的には、あなたの頭の中を占めている考え方や信念に沿って、それに合う情報だけを外部から見つけ出してくれます。

RASは、探すように命じたものを、コンピューターの検索機能と同じように確実に見つけ出します。

《望みをはっきりさせる》

目的地(目標)を設定する上で大事なのは、明確にすることです。曖昧ではダメです。

あなたがやりたいこと、達成したいと思うことを片っ端から書き出します。

どんなことでもいいです。誰にも見せなくてもいいので紙に書き出します。今だとスマホやPCの方が手軽という方もいると思いますが、ドミニカン大学カルフォルニア校の研究によると、目標を手書きした場合に達成率が42%アップしたとあります。
#約半分ってすごい
#手書きの方がお得ですね

書き出したらすぐに実行しないとと思う方もいるかもしれませんが、すぐに実行しなくていいです。現時点で興味を引いていることをとにかく書いてください。

あとは、RASに任せてください。目標に関する情報を探してくれます。

目標を書いたら、そのリストを頻繁に読み返してください。徐々に自分にとって何が大事な目標なのかリストの中から見えてきます。

具体的な目標の立て方などは本の中に書いてありますので、ぜひ確認してみてください。

《目標を達成するために》

目標を設定して、RASに検索させればオッケーかというと実はそうではないんです。悲しいことに…そしたら全人類すべて叶えられているはずです。
#人生そう甘くはないですね
#実はコツがある

【疑似体験】

コツのひとつが疑似体験です。

「目標に関係あるイメージ」が物理的にも気持ちの上でも近くなるほど達成は早いです。脳は「その人が達成できること」しかイメージができない言うのです。

つまり、頭の中でイメージできることは達成できるということです。

スポーツをやっていた方は聞いたことあるかもしれませんが、イメージトレーニングって大事なんです。スポーツ選手でもイメージトレーニングするかしないかでもパフォーマンスが変わってしまいます。

それくらい大事なんですね。

僕たちの脳って複雑なようで実は単純だったりするんですね。なので、RASって「現実」と「想像」を区別することができないんです。

そのため、言葉だけで脳に訴えかけるよりも、絵を描いたり、五感を駆使して疑似体験をすることであたかももう達成しているような感覚で脳を騙してあげます。

目標を達成するまでのステップもひとつひとつ描き出すことにより、成功率が23%アップするそうです。

《アファメーションの威力》

目標の視覚化をしたら、今度は「アファメーション(自己暗示)」も身に着ける必要があります。

アファメーションとは、自分が達成しようとしていること、これからやろうしていることを常に繰り返し言い聞かせることです。

これは、目標や目的を自分に確約する、自己宣言の一種です。アファメーションの力を発揮させるうえで大事なのは、自分に言い聞かせたい言葉をあなた自身が選ぶというところです。

「きっとうまくいく」と繰り返し、成功する場面を何度も頭の中で視覚化した人は、RASもそれを信じるようになります。

しかし、注意点があります。言い聞かせたい言葉は肯定的な言葉を使います。否定的な言葉はイメージができないため無意味になります。
#意外と単純

手順は以下のようになります。
①「私は○○だ」「私は○○する」という言葉で始めます。
②具体的な言葉にする
 曖昧な言葉は効果が出ません。

アファメーションは、目標達成に向けた計画を立てるとき、それを必ず達成するという信念を内側に育てるための行為であり、意志の力と関係がなく働きます。

使い方を間違えると期待と逆の効果を及ぼすこともあります。疑い深い人たちはネガティブな言葉を使いがちです。そういう人たちは、ネガティブなことを望んでいるとRASは受け取ってしまうんですね。

そのため、あなたが望んだネガティブな出来事が起きます。

人の一生は、その人が自分の言い聞かせてきた言葉の集大成です。

あなたの普段の言葉を気を付けましょう。
#「めんどくさい」が口癖な人
#「めんどくさい出来事」が起きます
#良いことなし

あなたが自分に言い聞かせる言葉は、あなたという人をあらわします。
#いいことも悪いことも

普段、あなたはどんな言葉を使っていますか?もし、今に不満を感じていたり、イイことないなって思ったら自分の言葉に注意してみたらいかがでしょうか。

もしかしたら、劇的にあなたの生活が変わるかもしれません。それくらい、あなたの言葉はあなたに影響を及ぼしています。

ではまた。

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